『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』



iTunes Store版『ハン・ソロ』。iTunes Storeから“品質上の不具合が確認されたので修正バージョンをアップした”という旨のメールが届いた。絵のマスターを差し替えたのだろう。字幕版にもかかわらず冒頭のテロップやメインタイトルなどが日本語で出てくる謎の仕様が解消されている。これにて一件落着。

『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』ニューマスター版



WOWOWで『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』吹替補完版。なんとこれが新マスターだ。2Kテレシネ版から(おそらく)4Kスキャニング版に変わっている。旧版は絵にバラツキがあったが新版は全編をフィルムトーンで統一。シーンによってはかなり印象が違う。2015年にDVDのみでリリースされた『テレビ吹替音声収録 HDリマスター版』 と同じマスターかもしれない。



Amazonプライム版とiTunes Store版をチェックしてみたところ世代は不明だが(おそらく旧マスターだろう)どちらもシネスコから16:9にトリミングされているので却下。さてこのニューマスター版、4K UHDあるいはBD化されるのか否か?

『2001年宇宙の旅』70mmフィルム上映版



『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映。瞬殺間違いなしの前売りチケットを獲るところから始まり、緊張感の漲る空気に包まれながらの鑑賞。ようやく一大イベントが終わってホッとしている。実際に70mmフィルム版の上映に触れてみると、かつては特別なことではなく日常のことだったのにとあらためて残念な気持ちもするし、いっぽうではデジタル化された旧作の意義も見い出すことが出来たように思う。また今回の上映を機に新たな知識や情報にも触れることが出来た。刺激は充分に貰った。



70mmフィルムで観ていて「お?」と思ったのはモノリスに触れるカット。よく見るとフォーカスがモノリスに来ていない。やや後ろにある岩肌にピントが合っている。つまりフィルムからテレシネしたマスターでは補正をかけているわけだ。これまでモノリスにシュートがついているように見えていたのはもしかしたらこのためではないだろうか。



国立映画アーカイブ発行のNFAJニューズレターにはシネラマについての詳細な解説が掲載されている。OS劇場のスクリーンサイズは30m×10m。オーエスからは24m×9.5mと聞いた。“改装されたOS劇場”とあるので公開に併せて大きくなったのだろうか?気になる。



“追体験”としての70mmフィルム上映版。いっぽう最新のHD(iTunes Store版)もフィルムの旨味が巧く掬い上げられている。エンディングの「美しく青きドナウ」。明らかにデジタルリマスター版の方がレンジが広い。響きも美しい。あらためてデジタルレストアの恩恵を再確認している。絵にせよ音にせよ、意外と自分はレストア&リマスター派なのではないか?と感じたりもした次第だ。



70mmフィルムで観ることはもうこの先おそらくないだろう。IMAX上映版と4K UHD盤を楽しみに待とう。

『007/スカイフォール』、再び。



スターチャンネルの「私の愛した007」特集。『007/スペクター』を皮切りに全24作品、『007/ドクター・ノオ』から劇場公開順にただいま絶賛放送中。ゆくゆくは『007/スカイフォール』が登場することになる。この作品、通常ではシネスコ版でのオンエアなのだが…。公式のニュースリリースは近日中!

『2001年宇宙の旅』 シネラマスクリーン考

『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映。これからIMAX版の公開や4K UHDのリリースを控えるワーナーにとってはいいPRになっている。フィルムの調達とプロモーションは自社で、上映は劇場で。今回も国立映画アーカイブが頑張れば頑張るほど話題になっている。映画ファンにも喜ばれる。みんなウィンウィンだ。



国立映画アーカイブの配布資料に1968年当時のテアトル東京についての記述がある。(※写真は別。手持ちの資料)これまで諸説あったがシネラマ対応のスクリーンサイズは23m×10m。いっぽう大阪のOS劇場は数年前にオーエスに直接確認をしたところ24m×9.5m。共に現在だとユナイテッドシネマ豊洲No.10(22.6m ×9.7m)クラスとなる。しかしこれはあくまでも大きさの話。国立映画アーカイブの配布資料にもあるようにシネラマスクリーンの肝はその湾曲度だ。146°ある。人間の視界にほぼ近い。これが圧倒的に違う。



『西部開拓史』のブルーレイディスク。オリジナルアスペクト(2.89:1)のシネラマver.。『2001年宇宙の旅』も1968年当時はこのサイズで上映されたわけだ。この初公開時に使用されたシネラマ版の原版は残っているのか?監修のクリストファー・ノーランが探っていないとは考え難い。既に現存しないか、或いは今回は70mm版にこだわって見送ったか。ワーナー(MGM)作品なのだから『西部開拓史』のようにパッケージ限定、スマイルボックスver.でリリースするのもありだろう。見てみたい。

『2001年宇宙の旅』 70mm版特別上映



『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映はいよいよ明日6日(土)からスタート。もちろん既に前売りチケットは購入済み。スクリーンで観るのは1978年のリバイバル公開以来だ。70mm版はOS劇場のシネラマ。35mm版は三番街シネマ3。70mm版というとOS劇場やテアトル東京など、シネラマスクリーンでの“体感”と併せて語られることが多い。しかし今回の特別上映は意図が違う。デカいフイルムを小さなスクリーンで観る。迫力を求めるのではなく“研究”というニュアンスで捉えておいた方が良いだろう。各回100席分程度は当日券扱い。どれだけ早く並ばなければならないか?当日になってみないとわからないが、逆に言うと早くから並びさえすれば必ずチケットは獲れるはずだ。こんな機会はもう今後ないかもしれない。

iTunes Store版『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』



iTunes StoreのHD(2K SDR/字幕)版『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。字幕版にもかかわらず冒頭のテロップやメインタイトルなどはすべて日本語で出てくる謎の仕様。オリジナル版はどうやっても見ることが出来ないのは困る。字幕は常時ONで消すことはできない。ボーナスコンテンツはパッケージ版と共通だが吹替版は別売だ。



マスターの状態はすこぶる良好。映画館で見た絵・音がそのままパッケージ化されている印象だ。配信版でもストレスはまったくない。暗く感じるシーンが続くが無理に暗部・明部とも伸ばそうとはせずにナチュラル。4K UHD盤も期待していいだろう。

『ウォール街』『ビッグ』 4K版

キャプチャ3

20世紀フォックスの4K作品を地道に調べている。『ウォール街』『ビッグ』は北米版と同様にSDR仕様だ。80年代の作品ってHDRは必要ないよね?4Kスキャン&レストア版のマスターがあるんなら配信でそのまま出していこうよ、という方針が決まっているのなら歓迎だ。これは旧作のHDRマスター化を否定しているわけではない。新たに4K HDRマスターを制作して4K UHDをリリースしてもこりゃ採算が取れないね、だったらパッケージ化は見送るしかないね、というケースがあるのだとしたら、せめて配信でもOKなので既存の4K SDRマスターは惜しみなく出して欲しい、というのが本意だ。『ロマンシング・ストーン』も出ないかな。

シネスコ

館主:酒井俊之

Amazon 4K ULTRA HD STORE

2001年宇宙の旅
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ハンソロ
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

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ミッドナイトクロス
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