『砂の器』シネマコンサート、雑感。



『砂の器』シネマコンサート、雑感。生のオーケストラは意外とスクリーン上映と馴染む。スピーカーから再生される台詞やSEの質感をどう整えるか、シネオケという形態が持つ課題は依然としてあるものの、録音やダビング作業でマスクされる音楽の情報が損なわれることなく表現される。すこぶるHiFiなシステムで“映画を聴いている”感覚。これがシネオケならではの醍醐味だ。時として台詞が生の音楽にかき消されるシーンもあったが、亀嵩(かめだけ)駅での父と子の別れ。盛り上がるオケをぶち壊すように機関車の汽笛が容赦なく鳴り響いた瞬間は鳥肌ものだった。このシークエンスは映画よりも鮮烈。さて、まったく個人的なリクエストとして「次は『八つ墓村』で」と伝えてあるのだが…実現しますかどうか。

『砂の器』のシネマ・コンサート



明日は東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで『砂の器』のシネマ・コンサート。映画本編の上映に合わせてスコアを生のフルオーケストラで演奏する、いわゆる“シネオケ”である。コンサートホールで映画の音がどう聴こえるか。絵はどう見えるか。ブルーレイ盤で予習しておこう。

『すばらしき映画音楽たち』



WOWOWで『すばらしき映画音楽たち』。人気作曲家たちのインタビューやプライベートスタジオ、レコーディング風景が続々と登場。創成期から最新の映画音楽事情までが一望出来る。入門編としても楽しめるだろう。映画音楽ファンにとっては至福の90分だ。8/2(水)にリピート放送、5(土)からは東京・シネマカリテで上映も始まる。

「映画 必殺! 厳選ミュージックファイル」



平尾昌晃氏追悼で「映画 必殺! 厳選ミュージックファイル」。TVドラマ版の劇伴から転用されているナンバーを多数収録した映画版『必殺!」のオリジナルサントラ盤。『必殺! III 裏か表か』(工藤栄一監督)『必殺4 恨みはらします』(深作欣二監督)の2作、音楽の使い方が抜群に巧い。

『必殺!』



平尾昌晃氏追悼で代表作のひとつ『必殺!』。1986年の“最新”録音盤。ギターで芳野藤丸(SHOGUN)、土方隆行、ベースで渡辺直樹(スペクトラム)らが参加。トランペットはもちろん数原晋。ある時はより西部劇風に、ある時はイージーリスニング風に、オリジナル版にアレンジが施されている。

シエナ・ウインド・オーケストラの「THE テーマ」。



シエナ・ウインド・オーケストラの「THE テーマ」。「月曜ロードショー」「水曜ロードショー」「金曜ロードショー」「ゴールデン洋画劇場」「日曜洋画劇場」、各映画番組のOP曲&ED曲を収録。なぜか「月曜」のEDだけが未カヴァーだ。惜しい。

管球再生式映画館「THE テーマ」

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今夜は「ゴールデン洋画劇場」&「金曜ロードショー」。



金曜日の夜は「ゴールデン洋画劇場」。オープニング曲は高沢智昌によるオリジナル。さすがにCD化はされておらず、LP「ゴールデン洋画劇場 ベスト・スクリーン・テーマ」にのみ収録。モノラル放送用に録音されているので楽曲もモノラルだ。力強い。中ジャケには前田武彦の解説や人気吹替キャストが紹介されている。



いやいや金曜日は「金曜ロードショー」でしょ、という向きも少なくないだろう。「水曜ロードショー」が金曜日に移行し、1985年のスタート。オープニングテーマは♪「フライデイナイト・ファンタジー」。演奏はピエール・ポルト・オーケストラ。トランペットソロが「水曜ロードショー」時代のニニ・ロッソを彷彿とさせる。

管球再生式映画館フライデーナイト・ファンタジー

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今夜は「木曜洋画劇場」。なのだが…



今夜は「木曜洋画劇場」。なのだが、個人的にはこれといった思い入れが無い。エンディングテーマに使われているのは『小さな恋のメロディ』のオリジナルサントラ盤から♪「Fのロマンス・テーマ」。演奏はリチャード・ヒューソン・オーケストラ。佳曲である。「木曜洋画劇場」繋がりでは木村奈保子氏がパーソナリティーだったFM大阪の「映画音楽シアター」が思い出深い。番組のテーマ曲は『ナタリーの朝』のオリジナルサントラ盤から♪「フリー」。知るひとぞ知るヘンリー・マンシーニの隠れた名曲だ。最近になってようやく初CD化となった。

管球再生式映画館いつも二人で+ナタリーの朝

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『ディーバ』より♪「Promenade sentimentale」



六月のはじまりは雨上がり。『ディーバ』より♪「Promenade sentimentale」。美しい。



管球再生式映画館ディーバ

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「THE MUSIC OF STAR WARS」



『スター・ウォーズ』シリーズのCD版のオリジナル・サウンドトラック盤といえば、ウチではこれまで1993年にリリースされた4枚組のアンソロジー「Star Wars Trilogy」(LP版+ボーナスディスク)が鉄板。だったのですが、最近になって2007年リリースの30周年記念版「THE MUSIC OF STAR WARS」のCDボックスを手に入れました。



シリーズ30周年記念ということで、旧シリーズ3作品のオリジナル・サントラ盤を収録。紙製のジャケットはLPレコードの復刻デザインになっています。各作品とも2枚組でディスクはDSDリマスタリング盤。さすがに解像度は高く、音の鮮度も格段にアップしてこれは聴いてびっくり。慣れ親しんだ1993年版のマスターから2007年版のマスターへ、デジタルの世界で14年の時間は伊達じゃない。おまけにサウンドミキシングのバランスにまで手が加えられていますし、さらに未発表の短い楽曲を随所に織り交ぜながら、収録順は言うに及ばず、オリジナル版のフレーズの構成までもが変わっています。同じ映画のサントラ盤とは思えないくらい印象が違う。まるでスピンオフ作品か、これから始まる新シリーズのサントラ盤を聴いているかのような気分です。まさかこんなことになっていようとは!



オマケとしてシリーズ全6作から構成されたベスト盤「スター・ウォーズ ザ・コレリアン・エディション」を同梱。



The Music of Star Wars [30th Anniversary Collector's Edition] [Box Set]The Music of Star Wars
[30th Anniversary Collector's Edition] [Box Set]

(2008/01/15)
Sony

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ウチで購入したのはリーズナブルな輸入盤。それにしても、1997年(『特別篇』の公開)以降にリリースされたCDでは1977年版の『スター・ウォーズのテーマ』を聴くことが出来ないというのはなんとかならないものなのか。逆に考えると、もしかしたら90年代後期からCDで聴き始めたリスナーは、オリジナルのテーマ曲(メインタイトル+エンドタイトル)が存在していることすら知らないのではないでしょうか。だとすれば、これは由々しき問題。

Star Wars Trilogy: The Original Soundtrack AnthologyStar Wars Trilogy: The Original Soundtrack Anthology
(1993/11/23)
John Williams

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1977年版の『スター・ウォーズのテーマ』を収録。劇場公開時のオリジナル盤にこだわるならこのCDボックスです。
シネスコ
館主:酒井俊之

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パナソニック ブルーレイプレーヤー Ultra HDブルーレイ対応 ブラック DMP-UB900
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ブリット 日本語吹替音声追加収録版
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オリエント急行殺人事件 4K ULTRA HD
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【『スター・ウォーズ」劇場公開40周年記念】

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      シネスコ

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