「村木与四郎の映画美術 黒澤映画のデザイン」


ここのところすっかり邦画づいている。それもこれもウチに邦画専門の“映画館”が出来たそのオカゲ。時間があればなんとなく絵を流しながらチラチラ気の向いた時にスクリーンに目をやる、なんていうのが実にいい。なかには「地下鉄に乗って」のように“鑑賞モード”になって観てみたものの、「やっぱりこのプロデュースチームの映画は鬼門だな」(…汗)とえらく憤慨&後悔させられることもあったりもし、そういう時はエアチェックした「用心棒」などを観てまた元気を貰う、という今日この頃。

村木与四郎の映画美術―「聞き書き」黒沢映画のデザイン 村木与四郎の映画美術 黒沢映画のデザイン
丹野 達弥 (1998/10)
フィルムアート社

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黒澤作品を観て、読み直す。読み直してまた映画を観る。そのサイドテキストとして活用しているのがこの本です。「村木与四郎の映画美術 黒澤映画のデザイン」。いわゆる黒澤組のスタッフたちによる“黒澤本”はいくつか出ていますが、“美術”というポジションからの視点ですから極めてオーディオ&ビジュアル的。ハイビジョンで細部に渡って何度も観て作品の世界を読み解く、そのためにはいいガイドブックになります。本日オンエアされた「どん底」しかり、HDクオリティでようやく確認できるようになったことばかり。





プロジェクターの灯を落としてから本のページを捲る。特典映像を見るのとは違っていてそこがいいのかも。
テーマ日本映画 ジャンル映画

「エイガのガラクタ ~鬼畜~」






テレビ朝日開局50周年記念番組として、今週末にオンエアされる松本清張の「点と線」。というわけで久しぶりに引っ張り出してきたエイガのガラクタ、「清張・野村シネフェア」と名づけられたリバイバル上映時の半券です。件の「点と線」の映画版は東映作品ゆえにラインナップされていませんが、やはり松本清張の映画といえば松竹映画でしょう。ちなみにこの時に鑑賞したのは「疑惑」と「鬼畜」。映画館は京都の祇園会館、昭和58年のことでした。

鬼畜 鬼畜
岩下志麻、緒形拳 他 (2005/11/26)
松竹ホームビデオ

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「鬼畜」と言えば、印象的だったのが東京タワーのシークエンス。この東京タワー、例えば「ALWAYS 三丁目の夕日」では、あの時代の持つエネルギーや希望のシンボルとして登場していたのも記憶に新しいですし、またこれからはファンタジックにライトアップされて、一年で最も綺麗に見える季節。日常の生活のなかでもその姿を頻繁に目にする機会がありますが、しかしそのたびに、あの芥川也寸志の手による忘れ難いテーマ音楽と共に、ふと思い出してしまうのがこの「鬼畜」です。あの時、父親に置き去りにされた少女はどうなってしまったのだろう。その後、どんな思いを胸に彼女は大人になったのだろう。東京タワーの灯りを見ると、いまだにそんなことを考えてしまいます。怖さと哀しみを湛えた映画でした。

火曜サスペンス劇場2 鬼畜 日本テレビ開局50周年記念番組 鬼畜
ビートたけし、黒木瞳 他 (2005/01/26)
バップ
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六本木ヒルズあたりから光り輝く東京タワーを写メで撮っているコたちは、きっとこんな作品があったことは知らないんだろうなぁ。それこそ、こんな時代だからこそもう一度映画でリメイクされてもいいんじゃないか。

映画の予告編に登場する音楽。

今日はいつもとはちょっと毛色の違う映画音楽をご紹介しましょう。“映画音楽”とは言っても、映画の本編中には登場しません。“ムービー・トレーラー・ミュージック”、つまり映画の予告編だけに使われているナンバーを収録したアルバムです。いずれも残念ながらCDだと入手が困難なのですが、なんとiTunes Storeにはこんなニッチでマイナーなアルバムにもかかわらず、しっかりとストックされています。予告編ならではの畳み掛けるようなあのイキオイとテンポ感が堪らん!という方にはオススメです。


Tom Salta - Position Music - Orchestral Series Vol. 1
「Position Music Orchestral Series vol.1」Tom Salta


James Dooley - Position Music - Orchestral Series Vol. 2
「Position Music Orchestral Series vol.2」James Dooley


Ars Arcana - The Savage Tongue
「The Savage Tongue」Ars Arcana


E.S. Posthumus - Unearthed
「Unearthed」E.S.Posthumus

ここのところのハリウッド・メジャー系大作の予告編ではすっかりお馴染みのテイスト。聴き覚えのあるスコアも登場しますし、聴いたことがなくてもなんとなく聴いたことがあるような気分にさせられる曲ばかりがずらり。この4枚のアルバムのなかでは、フルオーケストラ&男女混声コーラス&ジェリー・ブラッカイマー系シンセ(!)で煽りまくる「Position Music Orchestral Series vol.1 & vol.2」、さらに大作風&重厚長大なトーンで迫る「The Savage Tongue」がオススメ。「Unearthed」もこの手のアルバムとしては有名で「お!これは」という曲が頻繁に登場します。ハンス・ジマー一派の曲調がお好きな方も是非どうぞ。

iPodに入れて主に仕事場に向かう間に聴いているんですが、いきなりアクション映画のなかに放り込まれたような気分になって日常の風景がなかなかにサスペンスフルになります(笑)。自宅のシアターでの上映の幕間になんとなく流していたりしても雰囲気が盛り上がっていいかも。

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