「EDEN」EVERYTHING BUT THE GIRL

御茶の水、ディスクユニオンの 1枚¥100のタイムセールでこのレコードも手に入れていました。



EVERYTHING BUT THE GIRLの「EDEN」。渋谷のレコファンあたりだといつもなら¥1000弱、というところでしょうか。このレコードは録音も良く、ジャズアルバムのように音が太くて気持ちいい。ここ数日、夜は涼しい風が吹いていることが多いので、お風呂上りによく聴いています。夏の終わりの雰囲気に合うアルバムです。


スタイル・カウンシルの音にもちょっと飽きてきたかな、というところにすっぽりとハマッた1984年のリリース。裏ジャケをよく見ると、バーコードが刷り込んでありますので再プレス盤ですね。このレコードは大学生だった当時、大阪・ミナミのレコード店に(“リバーサイド”だったかな?)輸入盤が入ったばかりの時に真っ先に聴いていました。とにかく最初に聴いた印象が、「お洒落!オトナ!」。アコースティックなサウンドをベースに、ちょっとジャジーな雰囲気やボサノヴァの味付けがしてあると、その頃はもうなんでも「お洒落!オトナ!」に聴こえたもんです(笑)。

エデン(紙ジャケット仕様)エデン(紙ジャケット仕様)
(2010/02/17)
エヴリシング・バット・ザ・ガール

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ただ、本来の好みからするとヴォーカルのトレーシー・ソーンの声やEVERYTHING BUT THE GIRLのサウンドは、その後のアルバムも含めていささか“地味だな”という印象もありましたので、他にも「お洒落!オトナ!」路線だった、シャーデーやらヴィクター・ラズロなんかも併せて聴きつつ、そうこうしているうちに出会って大いに衝撃を受けたのが、先日のブログで取り上げたスウィング・アウト・シスター、ということになるわけです。
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「Kaleidoscope World」 スウィング・アウト・シスター

もしかしたら、90年代に最も聴いたアルバムかもしれません。



スウィング・アウト・シスターのセカンド・アルバム「Kaleidoscope World」。♪「ブレイクアウト」のホーンアレンジが相当に衝撃的で、デビューアルバムもそれこそ浴びるほど繰り返して聴きましたが、バラエティに富んだ収録曲、アルバムの完成度としてはこちらの方が更に上でしょう。80年代後半から90年代にかけての洋楽は、とにもかくにもスウィング・アウト・シスター。来日してのライブコンサートにも必ず足を運んでいました。


ファーストアルバムの「It's Better to Travel」のレコードはたいてい何処に行っても在庫はあるのですが、この 「Kaleidoscope World」はいまだに人気があるのか、それともリリースされたのが1989年だったので、既にもうそれほどの枚数がプレスされていなかったのか、店頭やオークションでもレコード盤を見かけることが全くといっていいほどありません。このレコードは少々前に渋谷のレコファンで見つけてはいたものの、いちど検盤をしてみたところ、ちょっと深そうなキズがあったのでそのまま見送っていました。ただ、あまりにも他で在庫を見かけないので、¥200オフのタイミングで一か八かで購入。運良くキズも音に影響のあるものではなく、結果的にはいい買い物になりました。¥780なり。

Kaleidoscope WorldKaleidoscope World
(1989/05/09)
Swing Out Sister

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アルバムの最後に収録されている、インストナンバーの♪「THE KALEIDOSCOPE AFFAIR」。これなんぞはもう、そのまんまエンニオ・モリコーネ。スキャットが絶品!どんな季節、どんなシチュエーションでもぴったりとハマる。何度聴いても聴き飽きない名曲です。
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「The Beatles 1967-1970」 通称“青盤”。

ビートルズ関連のレコードは、これはもう想像を絶するほど奥が深いマニアックな世界。なので、いずれまた詳しいファンの方に教えを乞いながら、間違いの無いようにゆっくり集めていけばいいや、と思ってこれまではまったく手を出さずにいました。



ところが、このレコードが吉祥寺のディスクユニオンに並べられているのを発見。¥100なり。100円ならば話は別だ、というわけでひとまず購入しておきました。ビートルズの解散後、1973年にリリースされた後期ベスト盤、ご存知“青盤”こと「The Beatles 1967-1970」です。2枚組で全28曲を収録。


店頭で検盤をしてみたところ、盤面にはまったく問題なし。リアルタイムでリリースされた国内版のようですが、ジャケ帯なし、ライナーノーツなし、ジャケットの中のタイトルリストに書き込みあり、ということで安く出されていたのではないかと思います。ジャケットのコンディションはさておき、早くレコードの音でビートルズは聴いておきたかったので、¥100では罰が当たりそうです。今の世の中、どうしてレコードじゃ駄目なんだろう?どうしてレコードじゃ駄目なんだろう? あらためて、そんなことを自問自答しながら聴いています。どこかで聴いたことのある、もう当たり前のように耳に馴染んだ音。力強い音の塊がスピーカーから跳び出して、気持ちの良いことこのうえない。やっぱりすべてのアルバム、すべての曲をアルテック&管球式アンプで聴き直したくなります。レコードじゃ駄目かね?

THE BEATLES 1967 - 1970THE BEATLES 1967 - 1970
(2010/10/18)
THE BEATLES

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THE COLOR OF JAZZ



アマゾン経由で米国のショップにオーダーしていた、ピート・ターナーの写真集が到着しました。


ピート・ターナーは、主にCTIレーベルのアルバムのジャケット写真を手掛けていた、ニューヨーク生まれのキャメラマン。その CTIレーベルを中心に、impulse! や Verve のジャズ・アルバムのジャケットワークなどが収められているのが、この「THE COLOR OF JAZZ」です。ちょうどレコード・ジャケットと同じサイズの大きさになっています。序文を書いているのはクインシー・ジョーンズ、そして後書きはクリード・テイラー。


CTIのレコードは今も少しずつ増えていますが、この写真集が手元にあれば、レコードを聴きながらいつでも好きなジャケットワークを眺めていることが出来る。画像中央、実はそろそろ手に入れておきたいと思っている、ドン・セベスキーの「GIANT BOX」なんて、どんな音が詰め込まれているのかワクワクさせられるジャケットだと思いませんか?右端はミルト・ジャクソン。このアルバムも聴きたくなる!

Cti Records: the Cool RevolutionCti Records: the Cool Revolution
(2010/10/12)
Cti Records: The Cool Revolution

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もちろんここに並ぶジャケットは、すべてピート・ターナーの作品。どれも素晴らしい。



これは先日も登場したウチのお気に入りの一枚、スタンリー・タレンタインの「SUGAR」。通称、“足ナメ”。

The Color of JazzThe Color of Jazz
(2006/09/05)


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写真集の表紙にも使われている、少々ショッキングなこのジャケットは、ジョー・ファレルの「CANNED FUNK」です。大胆なアイデアと、強烈なまでにヴィヴィッドな色遣い。初めて見るジャケットでも「あ!ピート・ターナーだな!」と、すぐに判ってしまうというところが凄い。こういった独創的なジャケットワークに惹かれて、次から次へとレコードを聴きたくなってしまうのも、CTIレーベルならではの楽しみなのです。この「THE COLOR OF JAZZ」、レコードを流しつつ、じっくりと頁を繰って味わえる一冊です。
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続報!「スター・ウォーズ」ブルーレイ (秘)情報



オフィシャル・トレーラーの第2弾です。このなかにも登場している、ルークがライトセイバーを新調するシーンや、ハン・ソロが酒場で女性とイチャつくシーンなどの未公開シーン集は特典ディスクにごっそりと収録されていますが、これがどれもめちゃめちゃ面白くて興味深い。オマケで書いてしまうと、本来なら「エピソード VI」の冒頭に使われるはずだった、ベイダーがルークをダークサイドに呼び込むシーンなどはけっこう鳥肌モノです。

[先着購入特典付] スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray][先着購入特典付] スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]
(2011/09/16)
リーアム・ニーソン、ヘイデン・クリステンセン 他

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「エピソード IV」「エピソード V」「エピソード VI」を観た時には“ちょっとしたサプライズ”に驚かされましたが、この週末に「エピソード I」「エピソード II」「エピソード III」のチェックディスクをざっくりと視聴してみたところ、“さらなるサプライズ”にまたまた驚かされました。この新シリーズの“いくつかのサプライズ”のなかには、オーディオ&ビジュアル的な意味での“大きなサプライズ”も待ち構えていて、これは今回のブルーレイディスク化の中でも高く評価されるべきポイントではないかと思う。きっと思わず声が出てしまうはずですよ。
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シアター復興準備 (2)



今日、修理のためにプラズマテレビが搬出されていきました。そのまま大阪の方へと送られるようです。修理を担当するパナソニックテクニカルサービスの方にお話しを伺ってみたところ、今回の震災でプラズマテレビが倒れて破損してしまった、というケースは東京都内でも「結構ありました」とのこと。修理されて戻ってくるまでは…1ヶ月くらいはかかるんだろうなぁ。

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「スター・ウォーズ」ブルーレイ (秘)情報

というわけで昨日発売になった月刊「HiVi」9月号から。



来月16日の発売が迫りつつある「スター・ウォーズ」のブレーレイディスク。誌面にもあるように、20世紀フォックスの本社から届いたばかりのチェックディスクを使って国内初、まずは「episode IV」「episode V」「episode VI」の主要なシーンを観てみました。そのファースト・インプレッションについては誌面で確認して頂くとして、今週末はこの「episode IV」「episode V」「episode VI」に「episode I」「episode II」「episode III」を加えた全6作を一気にチェックする予定になっています。その模様は、来月17日発売の「HiVi」10月号の誌面でたっぷりとお届けすることになりますが、哲編集長には「スクリーンは絶対にカーヴド・スクリーンで!」というリクエストを出しています。実現すれば、「HiVi」の「スター・ウォーズ」視聴ではこれが初の試みとなります。シネスコサイズの湾曲スクリーンで観る「episode IV」のオープニング。1978年の夏、大阪・OS劇場でのシネラマ体験にどこまで肉薄出来るか!?想像しただけでもワクワクします。



これは今回の対談の記念にサントラ盤のレコードジャケットに書いて頂いた、石上三登志さんのサインです。ちょっと読み難いのですが、お名前と共に「私ら永遠に子供です!」と書かれてあります(笑)。石上さんにはとにかく一度お会いして「スター・ウォーズ」のお話を伺ってみたかった。ようやく念願が叶いました。

[先着購入特典付] スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray][先着購入特典付] スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]
(2011/09/16)
リーアム・ニーソン、ヘイデン・クリステンセン 他

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そして、今月号のファーストインプレッションコラムの中では「ちょっとした“サプライズ”も待っているはず」とだけ書きましたが、もうひと言だけ(秘)で付け加えておきましょう。今回のブルーレイディスク盤。本編のなかの“とても重要なシーン”に・・・新たに手が加えられています。(これ以上は書いてしまうとやばい!)
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シアター復興準備 (1)

3月11日の震災であえなく転倒、内部パネルが破損してしまって使用不能、それ以降はまったく手をつけていなかったウチのプラズマテレビ。パナソニック製のTH-P58VT2。被災してすぐにパナソニックのサービスセンターに問い合わせてみたところ、パネルの交換部品代、作業代もろもろあわせて23万円は掛かる、と言われました。昨年の10月に購入した時の金額が40万円。そんな修理費を出す気分になど到底なれません。それに加えて震災後の節電の必要性、そしてそれ以上に、電力を大量に消費する趣味というものをすぐに再開するということに対する心情的な抵抗も強く、嫌悪感もあった。必要以上に電気を使いたくない、電気を買いたくない、という思いもかなり強い。その気持ちは今もまだ拭えていないというのが正直なところです。



しかし、趣味としてのオーディオビジュアルもさることながら、やはり多かれ少なかれ仕事にも支障はあるわけだし、ゆっくりと自分なりに“復興”はしていきたい。なにより壊れてしまったものは、放って置いても直るわけではない。ようやくここにきてそういう気持ちにもなり始めたので、さて壊れてしまったテレビを修理するか、それとも修理費と同等の出資で気分一新、新しいテレビを導入するか。そんなことを考えながら、あらためてパナソニックのホームページを確認していたところ、「震災により被害を受けられた当社製品の点検・修理について」という情報がアップされているのを見つけました。

そこに記載されていたのが、“災害救助法対象地域のうち、以下の地域にお住まいの個人のお客様が所有し、地震で影響を受けた当社製テレビ、パソコン、家電商品について特別価格による修理対応を行っております。 (岩手・宮城・福島全地域と青森・茨城・栃木・千葉・長野・新潟の合計194市区町村:6月30日現在)”という情報。“特別価格による修理対応”というものがあるらしい。これはこれまで知りませんでした。ただし、ここに東京都は含まれてはいません。さらに古い情報を確認してみたところ、3月28日付の対応では、この災害救助法対象地域というのが、“(岩手・宮城・福島全地域と青森・茨城・栃木・千葉・長野・新潟・東京の合計241市区町村:3月24日現在)”となっていました。つまり震災後、二週間たった頃にはまだ東京都もその災害救助法対象地域に指定されていたのが、後に除外されたというわけです。そういった対応があるということも初めて知りました。

ならば 今となっては時既に遅し、かもしれないけれど、このパナソニックのサイトにある“特別価格による修理対応”というものが今からでも適応されないものなのか、ダメもとでサポートセンターに改めて問い合わせてみました。しかし、電話でのやりとりではやはり予想通り、「無理」という回答。もちろん、オペレーターのスタッフはそう応えるようにと指示をされているだけでしょうから、これは仕方ありません。そこで、「しかるべき部署の方に、直接いちど相談してみたい」とリクエストしてみました。



すると、最寄りの修理サービスセンターからすぐに連絡がありました。結論からお伝えすると、今回は“特別価格による修理対応”は可能、とのこと。この“特別価格による修理対応”というのは、ざっくりと言うと、修理費が通常の半分の料金になります。ウチのケースだと、もろもろ含めて11万円。パネルだけでなく、おそらく基盤がショートしていてこれも交換しなければならないはずだが、それについては無料で対応します、ということでした。23万円と11万円ではぜんぜん違う。よくぞ、自棄になって粗大ゴミに出さなかったものだ。

ボクの周りでは「東京都内に住んで」いて、「パナソニック製のテレビを使って」いて、「震災で破損した」、という話は幸いにして聞いたことがないのですが、もし該当する方がいらっしゃって、ウチのようにまだ未修理のままだ、という方は、いちどパナソニックに問い合わせてみて下さい。いちおうお伝えしておくと、「その11マン、なんとか10マンになりませんか?」と大阪人の血が騒いで値切ってはみたものの、さすがにこれは「無理」でした(笑)。それでもこういった対応は有り難い。よし、ここはもう潔く、修理に出してしまおう!
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金田一耕助 ストレート・フラッシュ

東宝版 金田一耕助シリーズのオリジナルサントラ盤のレコード。遂にコンプリートしました。



♪金田一耕助 ストレート・フラッシュです。


シリーズで唯一、今までレコード盤が手元に無かったのがこの「獄門島」。これは先日、新宿のディスクユニオン本館B1Fで見つけたLP盤です。ところが盤面のコンディションが“B”、ジャケ帯にも折り皺がついて¥2100。確かにこのアルバムもいまだに人気のあるレコードなので、それでもプライス的にはお買い得な感じもあることはあったのですが、でもこれでもうちょっと安ければなぁ…と、しばし静観していました。

ところが昨日のブログをつらつら書きながら、他の作品のサントラ盤をずっとレコードで流していたら、やはり「獄門島」もCDではなく、レコードで聴いていた方がウチではシアワセになれる、と決心。再びお店に足を運び、店頭でひとまず検盤をしてみたところ、コンディション“B”の理由はキズではなく、カビでした。カビなんぞはレコード洗浄水を使えば綺麗に落とせる。こんなものは汚れのうちには入りません。運良く、タイムセールで¥200オフ。貴重盤の「病院坂の首縊りの家」が手に入った時に、いずれ近いうちにコンプリートすることになるのだろうなぁ、という予感はしていました。



70年代当時には為し得なかった、5枚のレコードの揃い踏み。壮観です。感無量です(涙)。

金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 劇場版・金田一耕助シリーズ DVD-BOX金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 劇場版・金田一耕助シリーズ DVD-BOX
(2006/11/23)
石坂浩二 他

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エイガのガラクタ ~獄門島~

夏はやっぱりこの映画ですね。



8月15日の終戦を迎えて物語が始まる、ご存知 東宝版金田一耕助シリーズの第三作目、「獄門島」です。


これはこのブログでは初登場となる劇場用パンフレット。1977年、当時の価格で¥200。


笠岡にある波止場から 金田一さんや釣鐘を乗せた連絡船が獄門島に向かうシークエンスや、小舟で“天狗の鼻”の下に張り子の釣鐘を探しに行くシーン、ここは音楽もいいので何度も観てしまいます。この他にもこの「獄門島」は、短い尺でブリッジ的に使われている音楽に風情や味わいがある。既にリリースされている復刻版CDに収録されている曲で言うと♪「船着き場」♪「夏の朝」♪「霧」♪「呪われた島」あたりは、いかにも“日本の夏の金田一耕助シリーズ”っぽいナンバーで大好きです。特に♪「船着き場」は♪「獄門島のテーマ」よりも映画のタイトルバックやエンディングのアレンジに近くて、ウチではヘビロ度高し。

獄門島 オリジナル・サウンドトラック盤(紙ジャケット)獄門島 オリジナル・サウンドトラック盤(紙ジャケット)
(2011/03/23)
サントラ

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夏になると「獄門島」が観たくなる、いや、獄門島に行きたくなる!のは、海のシーンもさることながら、長~い石段のある了然和尚の千光寺の雰囲気が、小学生の夏休みの時に林間学校として泊まったお寺を彷彿とさせる、というような理由もあったりもします。劇中の設定の通り、瀬戸内海近辺でもロケが行われたようですが、お寺はもしかしたら伊豆あたりでしょうか?“病院坂”と同じく、訪れてみたいロケ地のひとつです。



“入り船も 出船も絶えて 島の夏”。この金田一耕助シリーズには欠かすことが出来ない 三木のり平(清十郎親方)、坂口良子(お七ちゃん)が贅沢にも親子という役柄で登場、俳句にまつわる謎解きのヒントを金田一さんに出しまくります(笑)。そしてここに、同じくこのシリーズでは常連の、結髪さん(沼田和子)扮する“おっかさん”も加わって、さらにスペシャルなサブキャラトリオになります。“古女房 味も素っ気も 無かりけり”ですね。でも清十郎親方、この句、肝心の季題が入っていませんぜ(笑)。

獄門島 [DVD]獄門島 [DVD]
(2004/05/28)
石坂浩二 加藤武 他

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「八つ墓村」オリジナルサントラ盤 

土曜日は“映画音楽の日”。ちょうどお盆らしいレコードが手に入ったばかりです。



なんと「八つ墓村」(1977)です。ジャケ帯の“八つ墓村”の文字、デカ過ぎ(笑)。渋谷のレコファンで発見、久しぶりに思わず声が出てしまいました。¥980のところを¥200オフで¥780なり。音楽は芥川也寸志で、ウチのレコードライブラリーには「八甲田山」「砂の器」についでこれが三枚目のアルバムとなります。考えてみれば松竹というところは、映画音楽(劇伴)にはもともとしっかりと予算と時間をかけるスタジオだったんですね。もちろん全ての作品についてそれが当て嵌まるわけではありませんが、映画音楽を単なる映画の劇伴としてではなく、独立した音楽作品として捉える考え方が根付いている。サントラを聴けばそれがよくわかります。


金田一耕助作品とは思えない、スケール感のある♪「メイン・タイトル」や、アルバム「悪魔の調べ」で東宝スタジオオーケストラもカバーしていたお馴染みの♪「道行のテーマ」♪「落武者のテーマ」、そしてクライマックス・シーンのひとつ、♪「惨劇・32人殺し」も強烈なインパクト。映画そのものは東宝版金田一耕助シリーズとは趣を大きく異にした伝奇ロマン=現代の怪談に仕上がっていますが、今も強く印象に残る作品です。

八つ墓村八つ墓村
(1996/01/24)
サントラ

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この「八つ墓村」、そして「鬼畜」「事件」の3本の芥川也寸志作品をまとめたコンピレーション盤のCDも一時はリリースされていましたが、今は廃盤。もちろんこの「八つ墓村」のCDも廃盤のままになっています。
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CTI RECORDS あれこれ



ルディ・ヴァン・ゲルダー印のCTIレーベルのレコード、もう一枚ウチにあるのを忘れてました。


ポール・デズモンドの「フロム・ザ・ホット・アフタヌーン」。サックスの吹き出す感じ、やっぱりいいですよ。


このオレンジ色のジャケ帯がついているのは「CTI-ORIGINAL 1500 SERIES」というシリーズです。1978年にリリースされた国内盤の再プレス版ですが、これが意外と悪くない。音もブッとく、同時に鮮度感もある。中古盤のプライスで¥400前後、お店のセールと組み合わせれば¥100~¥200程度で手に入ることも少なくないので、このシリーズでコンディションの良いレコードを店頭で見かけた時には必ずチェックするようにしています。ジャケ帯がないレコードの場合は、ジャケ裏やライナーノーツで(¥1,500)や(1978)と記載されているのを確認すればOK。このシリーズを聴いて更にハマりたくなったら、追って米オリジナルのRVG盤を探せばいいわけですからね。



いっぽう、この黄色い帯の「CTI ORIGINAL 2000」シリーズ。こちらは1982年の再プレス版ですが、これがよろしくない。なんだかカセットテープに録音して、無理矢理ノイズリダクションをかけたように音が曇っている。このシリーズは一枚だけしか手持ちがないので他のレコードも同じトーンになってしまっているのかどうかは断定出来ないのですが、店頭でこのシリーズの中古レコードを見かけても、ひとまずは手を出さないようにしています。CTIレーベルのように再プレスが繰り返されているレコードは、手に入れるのにもちょっとしたコツがありますね。

Cti Records - the Cool Revolution: 40th Anniversary CollectionCti Records - the Cool Revolution: 40th Anniversary Collection
(2010/10/12)
Various Artists

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「いそしぎ」アストラッド・ジルベルト 米オリジナル盤レコード

ノイズの入る♪「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」なんてどうしても我慢が出来ない!というわけで、さっそくこの曲が収録されていたオリジナルアルバム、「いそしぎ」(1965)のレコード盤を吉祥寺のディスクユニオンで入手。タイミング良く、¥1000のところをセールで¥200オフ、¥800なり。


米オリジナル盤でコンディションは良好。しかも“VAN GELDER”の刻印の入ったRVG盤です。RVG盤で¥800は安い。レーベルはVerveですが、プロデューサーはクリード・テイラーですので、CTIのレコードみたいなもんです(笑)。当然のことながら、件の♪「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」もノイズが入るわけはなく、これでようやく気持ちが落ち着きました。このアルバムには編曲と指揮にジョアン・ドナート、クラウス・オガーマン、ドン・セベスキーという凄いメンツが参加。ドン・セベスキーの涼しげなアレンジが絶品のタイトル曲♪「いそしぎ(The shadow of your smile)」をはじめとして、駄曲は一切なし。これぞボサノヴァを代表する“一家に一枚”級の名盤です。

いそしぎいそしぎ
(2011/06/22)
アストラッド・ジルベルト

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クーラーをつけなくても、部屋の温度がすっと下がる(笑)。
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「The Essential Astrud Gilberto」×2

先日 手に入れたばかりのアストラッド・ジルベルトのLPレコードが、何故か2枚に。



いや、これには実はワケがあります。先に購入したレコードには、肝心の♪「Fly Me To The Moon」にノイズが入っていたのです。間奏が明けたボーカルの部分に、けっこう目立つ音でブツッ!。でもこれも例によって、レコード洗浄水でクリーニングをすればたぶん簡単に取れるだろうと思っていたら、これがなかなかに厄介なノイズで、ぜんぜん改善されないどころか盤面をよくチェックしてみても、目視ではキズや汚れがまったく見つけられない。挙げ句の果てには爪の先まで使ってレコードの溝をチェック、クリーニングを繰り返したものの、やはりノイズは消えません。他の曲ならまだしも、♪「Fly Me To The Moon」は困る。



ところがその後、お茶の水のディスクユニオンに立ち寄ったところ、まったく同じレコードを発見。しかもセール中で、通常なら¥600のところが¥100なり。念のためにカウンターで検盤をしてみたところ、コンディションも申し分なし。(むしろ手持ちのレコードよりも良いくらい)これはもう一度手に入れておく絶好のチャンス!というわけで、またまた購入してしまった、というのが事の次第なのです。意気揚々とウチに持ち帰って、さっそく♪「Fly Me To The Moon」のトラックに針を乗せて機嫌良く聴いてみると・・・。

なんと まったく同じ部分に、同じノイズが入っている!原因不明のノイズは、マスターに起因していたのでした。海賊版じゃあるまいし、まさかマスターに使われている音源がレコード盤っていうのも考えにくいしなぁ・・・。しかしこのノイズはどう聞いても、針がレコードの溝をトレースして出た時のノイズ。レコードそのもののコンディションではなく、マスターに問題があるとなると、ある種の諦めもつくわけだけれど・・・いやぁまいった。このレコード、要注意です。

いそしぎいそしぎ
(2011/06/22)
アストラッド・ジルベルト

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やっぱりベスト盤ではなく、オリジナル盤のアルバム「いそしぎ」を手に入れないとダメだなぁ。
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「Café Blue」 レコード盤

昨日のブログで名前が出てきましたので、スタイル・カウンシルのアルバムから好きな一枚を。



このレコードは国内版ですが、ジャケ帯が付いていなかったので安く手に入れることが出来たように記憶しています。ミニ・アルバム「Speak Like A Child」を経てリリースされた、彼らのファースト・アルバムとなる「Café Blue」(1984)。それまで慣れ親しんでいたアメリカ西海岸発のAORにはない、クールで洒落た雰囲気にすっかり魅了されて、大学時代はホントによく聴いていました。このアルバムもまた レコード時代の音がさんざん記憶のなかに刻まれているので、やはりこうしてレコードで聴くと とってもしっくりときます。


♪「You're The Best Thing」♪「My Ever Changing Moods」♪「Blue Café」♪「The Paris Match」は、今も昔もウチのヘビロナンバー。昼だったり夜だったり、意外とこの季節にピッタリ。

カフェ・ブリュカフェ・ブリュ
(2010/12/15)
ザ・スタイル・カウンシル

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♪「The Paris Match」のボーカルはポール・ウェラーではなくトレーシー・ソーンですが、この曲で彼女の声が好きになり、その後はエヴリシング・バット・ザ・ガールもお気に入りのアーティストになりました。アルバム「Eden」あたりも、機会があれば是非レコードで手に入れておきたい名盤です。

エデン(紙ジャケット仕様)エデン(紙ジャケット仕様)
(2010/02/17)
エヴリシング・バット・ザ・ガール

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テーマJAZZ ジャンル音楽

「The Essential Astrud Gilberto」



夏といえば、ボサノヴァ。ボサノヴァといえば、アストラッド・ジルベルトですね。


というわけで、新宿のディスクユニオンで見つけた一枚です。¥600のところを¥100オフのチケットを使って¥500なり。イギリスのVerveレーベルからリリースされた、彼女のベストアルバムです。「The Essential Astrud Gilberto」(1984)。文字通り、往年のヒット曲・人気曲が網羅されていますが、なによりこのアルバムはデザインがコケティッシュで可愛いでしょう?センスの良いこのジャケットはちょうど同じ時期、スタイル・カウンシルのアルバムなども手掛けていたサイモン・ハルフォンによるアートワークです。思わずジャケ買いしたくなりますね。

Essential Astrud Gilberto [12 inch Analog]Essential Astrud Gilberto [12 inch Analog]

Astrud Gilberto

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ところが、残念ながらこのベスト盤はレコードだけのリリース。CD盤でも人気が出そうなのになぁ。ウチではクラウス・オガーマンによるアレンジが絶品の♪「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」が特にお気に入りです。ルイス・“玉姫殿”・ボンファの♪「オ・ガンソ 」も軽やかでいい。


美しいデザインのレコードは、ちゃんとケアしたくなります。こうやってジャケットの汚れを取る時に便利なのが、先日、下北沢のフラッシュ・ディスク・ランチで購入したレコード洗浄水です。レコードを磨く場合とは違って、いきなり直接ではなく、いったん布などへ洗浄水を吹き付けてからジャケットを軽くこすると、ゴシゴシ力を入れなくてもあっという間に綺麗になります。ここのところ重宝しています。

ザ・ガール・フロム・ボサ・ノヴァ~デビュー40周年記念ベストザ・ガール・フロム・ボサ・ノヴァ
デビュー40周年記念ベスト

(2003/06/25)
アストラッド・ジルベルト

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エイガのガラクタ ~女王蜂~

東宝版 金田一耕助シリーズのサントラ盤復刻CD。「獄門島」「悪魔の手毬唄」に続いて、「女王蜂」のリリースも決定したようです。紙ジャケ&最新のリマスタリングなど、これまで同様の仕様にはなりますが、ただし前2作品のようにボーナストラックの類は収録されず、収録曲は従来盤と同じ構成になる模様。発売予定は、来月9月21日です。


以前ご紹介した、サントラ盤のLPレコード。「獄門島」と同じく、田辺信一がスコアを担当しています。


これはブログでは初登場となる、劇場用パンフレット。公開は1978年でした。


そしてこの「女王蜂」といえば、カネボウ化粧品とのタイアップ広告ですね。劇中でも、等々力警部の“口紅にミステリー”なんていう露骨なセリフが登場していましたが(まさにリップサービスだ)しかし皮肉なことに、この作品では中井貴恵の唇はまったく印象には残りませんでした。無理矢理なタイアップを映画にねじこんでも無駄、ということですね。また、カネボウの口紅のTVCFで流れていた、サントラ盤では♪「智子のテーマ」のボーカルver.に相当するのが、塚田三喜夫の♪「愛の女王蜂」。この曲は田辺信一ではなく、作曲は三木たかし、作詞はなんと松本隆が担当していました。当時はシングルのみでのリリースでしたが、今回 復刻されるCDにも収録はされないようです。どうせだったら久しぶりに聴いてみたかったな。

金田一耕助の冒険 特別版金田一耕助の冒険 特別版
(2000/01/07)
オムニバス、金子由香利 他

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♪「愛の女王蜂」、このアルバムには入っています。
テーマ日本映画 ジャンル映画

「DEODATO 2」 RVGとCTI

それにしてもいったいなんなのでしょうか、この慢性的な閉塞感。いっこうに気持ちが晴れやかになれるような気配がない。これから我々の生活は、そして日本という国はどうなってしまうのか。本当に堪りません。そんな気分のうちは、やはりこのブログでは無理をせず、今は少しでも気持ちが落ち着くレコードの話をしばらくは続けようと思います。またいずれすぐに、やれハイビジョンだ、やれブルーレイだというような話でやいのやいのと騒がしくなる時も必ずやって来ることでしょう。それまではゆるゆるとお付き合いのほど、これからもよろしくお願い致します。今日から新しい月が始まりますね。



というわけで、今日は久しぶりにCTIレーベルのレコードから。ウチのスーパーアイドル、エウミール・デオダートのこれまた名盤、「DEODATO 2」です。これはいつだったか、新宿のジャズ館で手に入れた一枚。¥1500くらい?そんなべらぼうには高くはなかったはず。


1973年のリリース。♪「Skyscrapers」はこのアルバムに収録されているVer.も気持ちのよいアレンジですが、やっぱり必殺のヘビロナンバーといえば♪「Super Strut」で決まり。ノれます、踊れます。



頭から15秒ほど流れているのが♪「Super Strut」。このグルーヴ感、堪りませんね。


CTIレーベルといえば、レコーディング・エンジニアは、あのルディ・ヴァン・ゲルダーが担当しています。ということで、つまりこのCTIの作品にも、ブルーノート・レーベルのレコードと同じく、盤面に「RVG」の刻印の入ったプレスというものがあります。実はウチのこの「DEODATO 2」のレコードは、そのRVGの刻印が入って、しかもレコードジャケットにはツルテカのコーティングが施されている、見開き仕様の米オリジナル盤。・・・というのがCTIのレコードを手に入れるなら一番いい、らしい。(ただいまいろいろ勉強中)厳密に“非RVG盤”と聴き比べをしたわけではないけれど、確かに音の力強さや噴き出すような熱い音の勢いはいい。かと思えば、これが同じCTIレーベルか?!本当に同じルディ・ヴァン・ゲルダーの作品か!?といったようなプレスもあって・・・なんていう話をぼちぼちしていこうかと思っている8月、です。

Wax Poetics Japan Compiled Series Dance Classics of CTI RecordsDance Classics of CTI Records
(2010/11/03)
オムニバス

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テーマJAZZ ジャンル音楽
シネスコ

館主:酒井俊之

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