『宇宙戦艦ヤマト2199』オリジナルサントラ盤

『宇宙戦艦ヤマト2199』。昨年からリリースされていたブルーレイ盤には(全話揃えるには高くて!)手が出せませんでしたが、4月からはTVオンエアも始まり、遅ればせながらハマッております。こういった名作のリメイクについては、実写版の『Space Battleship ヤマト』と同様に賛否両論湧き起るのが常。本作もオリジナル版から改善された部分、逆に改悪されてしまった部分もあるように思いますが、とにもかくにも週に一度の愉しみになっています。



『宇宙戦艦ヤマト2199』のオリジナルサントラ盤。“38年の時を越え、現代に甦るオリジナル・ヤマト・サウンド!”。旧シリーズのスコアを忠実に踏襲しつつ、時に新たなアレンジが施され、その力強さに燃えます。音楽の担当は宮川彬良。楽譜が残されていない楽曲については耳コピで譜面を再び書き起したというのだから恐れ入る。


お父上の手による定番のスコアは言わずもがな、彬良氏オリジナルの新ナンバーが驚くほどいい。旧スコアの持っているテイストとのマッチングも抜群で♪「ヤマト前進」「ヤマト渦中へ」、ガミラスの国歌(!)♪ 「永遠に讃えよ 我が光」など、これはヤマト音楽史に残る名スコアだと思います。映画『Uボート』を彷彿とさせる♪「ヤマト前進」や、ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス風の♪「YRA ラジオヤマトのテーマ」などのお遊びもアリ。そしてケッサクなのは♪「コスモタイガー (Wan・Dah・Bah) 」。なんだよワンダバって(笑)。言っておくけれど、昭和特撮系男子はワンダバには弱いぞ。



ウチのヤマト音楽コレクションと共に記念撮影。ここのところのヘビロディスクです。

宇宙戦艦ヤマト2199 オリジナルサウンドトラック Part.1宇宙戦艦ヤマト2199
オリジナルサウンドトラック Part.1

(2012/11/07)
TVサントラ

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Amazonのユーザーレビューでは音質が悪いという声が多く寄せられています。軽めのストリングスやブラスサウンドではまったく問題はないのですが、確かにフルオケで編成が厚めになると、ドンスコとしていて聴きづらくなってしまう印象は否めません。イマドキのポップスオーケストラ系のCDはコンプレッサーの弊害で、多かれ少なかれサウンドそのものがどこかグシャッと歪んだ印象になる傾向が強いようにも思いますが、このアルバムはスコアが素晴らしいだけに惜しい。追ってリリースされる「Part.2」で改善されていれば良いのだけれど…。
テーマアニメ ジャンル映画

初公開!GW限定『007/慰めの報酬 新録吹替版』



リリースの迫る「007 TV放送吹替初収録特別版DVDシリーズ 第四期」ボックス。



「007/慰めの報酬 TV放送吹替キャスト 新録版」です。DVDのために“TV放送吹替版”を制作し、「007/カジノ・ロワイヤル」から「007/スカイフォール」へと続く藤真秀版ジェームズ・ボンドシリーズが完成しました。



オールスターが勢揃いした“007吹替ドリームチーム”。吹替台本にも数百か所に渡って手を入れてあります。



ゴールデンウィーク限定(4月27日~4月29日)でただいまその一部を公開中です。※ 公開終了しました



ジェームズ・ボンド:藤真秀  M:沢田敏子 ミスター・ホワイト:大塚芳忠

<ダビングメモ1>藤真秀のジェームズ・ボンド役は余裕すら感じさせる安定感のある演技。劇中のキャラクターに独自の解釈を加え、アドリブもふんだんに取り入れながら、ノリに乗って演じきったグリーン役の江原正士。独裁者らしい、いやらしさたっぷりのメドラーノ将軍役、内海賢二。その熱演に応えるために、音声トラックは5.1chだが通常のTV放送版よりも少々セリフが立つように仕上げている。

<ダビングメモ2>これまでのDVD版よりもセクシーな雰囲気が漂うカミーユ役を演じるのは、前作『007/カジノ・ロワイヤル』の“オーシャンクラブの受付嬢”からの大抜擢となった武田華。いつものマネーペニー役よりもとぼけた可愛らしさがチャーミングな加藤優子のフィールズ。ボンドガールズの好演も光る。

<ダビングメモ3>予想外の役作りでスタッフを喜ばせてくれたのはエルヴィス役の青山穣。キモくてどこかユーモラスなキャラに仕上がった。そして、本作の最高殊勲選手賞はなんといっても“タクシー運転手”役の龍田直樹。西村知道のマティスとの絶妙な掛け合い。あまりのおかしさに収録ブース内の声優陣が大爆笑。本番一発OK、これぞ名人芸と言うしかない。

007/慰めの報酬(TV放送吹替キャスト・新録版) [DVD]007/慰めの報酬(TV放送吹替キャスト・新録版) [DVD]
(2013/05/08)
ダニエル・クレイグ

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『新・午前十時の映画祭』-DCP VS. ブルーレイ盤-



新・午前十時の映画祭に足を運ぶ前に、秋葉原の富士ソフト/アキバシアターで行われたブルーレイ試写会で『大脱走』をちらっと観てきました。ブルーレイなんだからウチで十分じゃないの?というハナシもあるけれど、THX認定シアターでBD盤を観ることが出来るのはめったにないチャンス。よりシネコンの環境に近いわけです。



アキバシアターはDLPプロジェクターでの上映。4Kスキャニングマスターによる映像は自宅でも確認していたように、劇場で見ても柔らかなフィルムトーン。コントラストも欲張っていませんし、ことさらに解像感を重視しているわけではないので、シーンによってはちょっと甘めに見えるかな、という印象になります。例えば同じMGM作品の「ウエスト・サイド物語」などとはニューマスターの“お色直し”の方向性がかなり違うわけですが、さて。同じマスターを使ったDCP版をTOHOシネマズのSXRDプロジェクターで観てみるとどうなるか。しばらく『大脱走』鑑賞が続きます。



ブルーレイ盤でも驚くほど鮮明、かつカリカリの高精細映像だった『ウエスト・サイド物語』。「新・午前十時の映画祭」のスケジュールを調べてみると、一番早いタイミングではGROUP Aで、5月18日からのスタート。



『レイダース 失われた聖櫃』はGROUP C で5月4日からスタート。



『アラビアのロレンス』はGROUP A で6月15日からスタート。



『炎のランナー』はGROUP C で6月29日からスタート。



『ゴッドファーザー』はGROUP B で6月29日からスタート。



『ゴッドファーザー PART II』はGROUP B で7月13日からスタート。



『ベン・ハー』はGROUP A で7月13日からスタート。



『タワーリング・インフェルノ』はGROUP B で8月10日からスタート。(※GROUP C では上映終了)

インディ・ジョーンズ コンプリート・アドベンチャーズ(数量限定特典 フィルム・セル付) [Blu-ray]インディ・ジョーンズ コンプリート・アドベンチャーズ(数量限定特典 フィルム・セル付) [Blu-ray]
(2012/09/14)
ハリソン・フォード

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劇場に問い合わせてみたところ、今回の「新・午前十時の映画祭」の上映に使われているDCPは、すべて2Kマスターとのこと。それでも本来ならDCP版の圧勝となるべきところが、作品によってはなんとなくホームシネマにも勝ち目があるような気もするところが面白い。このブルーレイ盤 VS.DCP 企画、勝手に盛り上がってます。

『大脱走』 製作50周年記念版ブルーレイBOX



『大脱走』製作50周年記念版コレクターズ・ブルーレイBOXのサンプル盤が到着しました。リリースは来週の24日。


エンボス加工が施されたアウターケースも、今となってはさほど珍しくはないはずなんですが、ちょっと見る角度を変えるとスティーブ・マックイーンが3Dで浮き上がっているように見えます。



かつてフジテレビの「ゴールデン洋画劇場」で使用されたTV吹替版を収録。しかもDVD版ではカットされていた、大木民夫による“これは事実に基づいた物語である。登場人物は全て実在の人物で、時間と場所は実際に行われた脱走の詳細を再現したものである。”というオープニングのナレーションも復活、追加で収録されています。


「トム、ディック、ハリー 脱走委員会報告」と名付けらた解説書とポストカードセット20枚組(!)も同梱。

大脱走 製作50周年記念版コレクターズ・ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]大脱走 製作50周年記念版コレクターズ・ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]
(2013/04/24)
スティーブ・マックィーン、ジェームズ・ガーナー 他

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Blu-ray vs. DCP の第2ラウンド!ちょうど今週末から『新・午前十時の映画祭」でもDCPマスターでの上映が始まります。今回の4K→2Kデジタルトランスファー版のブルーレイは“なかなか渋いフィルムトーン”で仕上げられていますので、DCP版との比較上映もより面白いと思います。

“幻”の「ボンドカー・コレクション」。

昨年の9月にコレクションに加わった「The James Bond Car Collection」のアストン・マーティンDB5



以前アップしていたブログの記事では“いろいろと思うところがあって入手した”という表現にしていましたが、実はこの『ゴールドフィンガー』モデルのDB5を手に入れておきたい気分になったのは、『007/スカイフォール』の編集作業中のver.を9月の半ばに観る機会があり、DB5の最後の姿を目にしていたからなのでした。なぜそれほどまでにDB5にこだわるのかを明かしてしまうわけにもいかず…。(その後、ほどなくしてダンバリーミント製のDB5にまで手を出してしまうことになります)



そして先日、007関係のプロジェクトでご一緒している方からこんな貴重なセットを頂きました。「The James Bond Car Collection」の日本国内版となる「ボンドカー・コレクション」の創刊号です。しかも資料として保管されていたものなので、なんと未開封のまま。この国内版のセットは2009年に広島県でモニター販売が始まったものの、第5号で発売が中止。悲しいかな全国販売が叶わなかったという“幻”のコレクションです。


創刊号は『007/ゴールドフィンガー』のアストン・マーティンDB5。今となっては超破格値の790円。



1/43のダイキャストカーは海外版と同じものです。


日本語版のマガジン。内容的には、まぁそこそこといった印象でしょうか。



仕舞いっぱなしというのも勿体ないので、箱から取り出してみました。


ダイキャストカーは手持ちのものがありますし、外装を外してしまうのは忍びないのでそのままで記念撮影。

1/43 007 ボンドカー Aston Martin DB5 (峠道バージョン) ゴールドフィンガー1/43 007 ボンドカー Aston Martin DB5
(峠道バージョン) ゴールドフィンガー


James Bond Car Collection, The

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そしてなんとこちらは第3号のロータス・エスプリ。


ロータス・エスプリと言えば『007/私を愛したスパイ』。やはり未開封のままでコンディションも文句なしです。



言わずもがな、DB5に並んで人気の高いボンドカー。ムーア=ボンド世代には忘れられない一台です。


日本語版のマガジン。こちらもまぁそこそこ。



箱からは取り出してみたものの、さすがにまだ外装は外せません。



クリアケースを取るとこういうことになるらしい。海底の砂紋、岩のジオラマもいい雰囲気。


やっぱり外装から取り出して眺めてみるしかないかも。

1/43 007 ボンドカー Lotus Esprit (潜水仕様) 私を愛したスパイ1/43 007 ボンドカー Lotus Esprit
(潜水仕様) 私を愛したスパイ


James Bond Car Collection, The

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背景の写真を自作した『スカイフォール』ver.。エスプリも水槽に沈めてディスプレイしたいのだけれど(汗)。

新・午前十時の映画祭 「タワーリング・インフェルノ」



先週末から「新・午前十時の映画祭」がスタートしています。劇場のデジタル化に伴って、これまでのようにフィルムでの上映で続けることが出来なくなり、映画祭の開催そのものが危ぶまれていましたが、“デジタルで蘇る永遠の名作”のタイトルの通り、今回からはすべての作品でDCP(デジタル・シネマ・パッケージ)マスターが使われることになりました。



上映館はA、B、Cの3つのグループにわけられていて、全25本の作品を一年間をかけて順に上映。自宅でもさんざん見慣れた旧作をデジタルプロジェクターで上映するのならば、これはブルーレイ盤を再生する際の参考にもなるはず。映画館でのDCP上映は当然ホームシネマを越えなければいけないし、家庭でのブルーレイ盤上映では劇場クオリティに迫って欲しい。配給サイドは「DCP版とブルーレイ盤ではマスターの情報量が違いますよ」と言うし、それは確かに事実なのだけれど、では実際の劇場レベルではどれほどその違いが出るのか。自分の目で確かめてみる絶好のチャンスです。



注目は“GROUP C”。「タワーリング・インフェルノ」から始まり、「大脱走」「レイダース 失われた聖櫃」「2001年宇宙の旅」と続く、ホームシネマ派にとってはかなり美味しいプログラムが組まれています。



というわけでさっそく「タワーリング・インフェルノ」をチェックしてきました。ここのところのプロジェクターやスクリーンのリプレイス時にも必ずチェックをする、ウチでは定番の作品です。さんざん見慣れたディスクですので、同じマスターが使われているDCPとの比較もしやすい。



「タワーリング・インフェルノ」。レストアされたニューマスターが、今となっては必ずしも極上版というわけではないせいか、とりたててDCP上映が抜群に素晴らしいという印象もなく、かといってウチでのブルーレイ上映でも情報量に不足を感じるわけでもない。良くも悪くもブルーレイ盤をそのままスクリーンに映写している感じ。レストアされたマスターのクオリティが高いスタジオでの作品だと、もっと違いが出るのかもしれません。

タワーリング・インフェルノ [Blu-ray]タワーリング・インフェルノ [Blu-ray]
(2010/07/14)
スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマン 他

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現在“GROUP A”では「冒険者たち」、“GROUP B”では「フォレスト・ガンプ」を上映中です。



ひとまずDCP VS. Blu-rayの判定は持ち越し。決戦は、早ければ次回上映作の「大脱走」か、来月の「レイダース 失われた聖櫃」あたりか。今回のプログラムでラインナップされている作品のほとんどは既にブルーレイ盤がリリースされていますので、この“比較視聴”はなかなか楽しめるんじゃないでしょうか。

大脱走 製作50周年記念版コレクターズ・ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]大脱走 製作50周年記念版コレクターズ・ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]
(2013/04/24)
スティーブ・マックィーン、ジェームズ・ガーナー 他

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“GROUP C”では来週から上映が始まる「大脱走」。ちょうど4Kマスターが使われたブルーレイ盤のリリースと同じタイミングになっています。この「大脱走」は既にチェックディスクを観ていますが、かなりフィルムっぽいテイストを重視したトーンで仕上げられていますので、意外と劇場でのDCP上映にははまるかもしれません。

『007/スカフォール』 カメオ出演篇

『007/スカフォール』のカメオ出演篇。お馴染みのマイケルおぢさんはこのシーンに登場しています。



扉の奥、タナーの向って右側に葬儀車の運転手役で出演しているのがプロデューサーのマイケル・G・ウィルソンです。殉職した諜報部員たちの葬儀シーンが撮影されたものの、編集段階でカット。マイケルおぢさんの姿も近作でのカメオ出演シーンに比べると、ずいぶん目立たないものになってしまいました。“棺桶”と“葬儀社”。ボンド映画伝統の楽屋落ちがこのシーンでは共に登場しています。



クレイグの向って右側、数人置いたところに出演しているのがマイケルおぢさんの息子であり、本作のアソシエイト・プロデューサーを務めるグレッグ・ウィルソン。ひとりだけコッチを向いているのがグレッグです。彼はこの先、父親のマイケルから“家業”である007シリーズを引き継ぎ、バーバラ・ブロッコリと共にボンド映画を製作していくであろう人物です。もしかしたら『BOND30』の頃にはバーバラも現役を引退し、グレッグがEONプロダクションのメインプロデューサーとして007シリーズの最高責任者になっているかもしれません。



これはオマケです。ブルーレイ盤にも収録されている劇場用日本語吹替版。Qがシルヴァのパソコンを諜報部内のLANに繋げるとウイルスソフトが起動、パソコン画面にドクロが出現します。このドクロがケタケタと笑う時に“ヒッカカッタナ ヒッカカッタナ”とウイルスソフトの音声が流れるんですが、これはボクの声です。



うっかりQべえ、ヒッカカッタナ。っていうかうっかりすぎ。

007/スカイフォール 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]007/スカイフォール
2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]

(2013/04/03)
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム 他

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『007/スカイフォール』 極私的お気に入りのシーン ~ボンド篇 PART1~

でぇでんっ!



ボケ足のなかにサッと現れるシルエット。それがボンドだとすぐにわかるスコアのチカラ。お見事!


「いぇすまぁむ!」と応えてバイクをすっ飛ばし、弾切れになればPPKを乱暴に捨ててしまうボンド。どこか少年っぽさを感じさせるキャラクターはクレイグ=ボンドならではの持ち味。いっぽうでカフリンクスを直す仕草では“オレだってこういう洒落っ気のあるボンドは出来るぜ”とクレイグが主張しているかのよう。



アパートはもう売り払ったわよ、そんなの当たり前でしょと告げるMに対し、ボンドのこういった人間味を感じさせるリアクションが丁寧に差し込まれている。従来のボンドたちのように余裕綽々で眉をひそめてみたり、ニヤッと笑顔で返すのではなく、素直にポカン顔を見せるのがいい。観るたびに笑ってしまう、なにげに好きなカット。


雨に濡れた車窓の外を見つめるというオーソドックスな演出ながらも、ボンドの鬱々とした心情が伝わってくる。タナーたちが去った後にへなへなとその場にへたり込む姿、射撃の腕も落ち、自分をコントロールすることも出来ない。己に対するいら立ちを隠せないシーンも、これまでのシリーズでは決して見ることが出来なかったシークエンス。テストを記録するビデオカメラに向かって挑発的に顔を向ける瞬間も見逃せない。



Mから諜報部員復帰のためのテストにパスをしたと告げられる。しかし、それは実力ではなくMの“親心”だとボンドはよく判っている。(おそらくそうなることも予期していただろう)プライドが傷つけられるが、今はそれを受け入れるしかない。短いカットだが、そんなボンドの心情が巧く表現されている。演出もさることながら編集も細やかだ。



MI6内での“世代の交代”を象徴する新しいQの出現。しかし世代こそ違うが、実はQは相変わらずQなのだ。爺ちゃんでも兄ちゃんでも同じ。少々の戸惑いと苦々しさはあるものの、彼を笑って受け入れることでボンドの“現場感覚”も再び戻ってくることになる。Qの背中にボンドが呟く「世代交代か」。オリジナルの台詞では「Brave new world」。スクリプトにはオルダス・ハクスリーの小説「すばらしい新世界」をもじっていると注釈がつけられている。


Q課謹製のカスタマイズ銃にニヤリ。おぉこうでなくっちゃなと言ったところか。再び死闘を繰り広げるパトリスとの肉弾戦もかつてのようにエネルギッシュでシャープなアクション。髭を剃るイヴにちょっかいを出す余裕もある。船に乗ってマカオのカジノに向うシーンでは♪「スカイフォール」のメロディがスコアに盛り込まれ、007シリーズ伝統ともいえるシークエンスに仕上がっているのが嬉しい。花火も上がり、いかにもボンドの任務復帰にふさわしい演出だ。



ここはもうお約束のシーン。ビシッと決まり過ぎて眩暈がしそうなくらい。



どーだ!これがQの最新の秘密兵器、無線機だ!ショボくてアナログでオマエもびっくりだろ!(っていうかそんなものはシルヴァの手下も先に取り上げとけよというツッコミはナシで)                      

(つづく)

007/スカイフォール ブルーレイ版スチールブック仕様 (5,000セット数量限定生産) [Blu-ray]007/スカイフォール ブルーレイ版
スチールブック仕様 (5,000セット数量限定生産) [Blu-ray]

(2013/04/03)
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム 他

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『007/スカイフォール』 007ファンだけに許された怒涛の鳥肌タイム



MI6の存在を揺るがした事件も一件落着。シルヴァは抹殺、そして…Mも殉職。



おぉ… Mから贈られたボンドへのメッセージ。イヴも現場には復帰せず、部内での勤務となるらしい。

007 スカイフォール Royal Doulton Jack 【2012年Skyfall限定版】 英国旗(ユニオンジャック)のブルドック007 スカイフォール Royal Doulton Jack
【Skyfall限定版】ユニオンジャックのブルドック



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このロイヤル・ドルトン製のブルドッグの置き物は、Mの就任10年を記念してタナーがMI6内の有志からカンパを募り、部員の忠誠心の証としてMにプレゼントしたもの…と勝手に解釈している。



さてここからは、007ファンだけに許された怒涛の鳥肌タイムのはじまりはじまり。屋上から戻っておもむろにコートを脱ぐイヴ。ノースリーブのワンピース?007ファンならここでありゃりゃ??となる。



まだ自己紹介をしあってなかったね、というボンドのひと言で瞬間的に“予感”が“確信”に変わる。



“マネーペニー・コーナー”じゃん!(T_T) 名乗る前に、早くも映画館の椅子から転げ落ちる007ファン、多数。



イヴ・マネーペニー……おかえり(T_T)。鳥肌が立ちまくるか、思わず泣くかのどっちか。待ってましたのタイミングで♪「ジェームズ・ボンドのテーマ」のイントロも静かにスタート。ここでまた鳥肌。



マネーペニー登場の興奮がまだ冷めないというのに、見覚えのある革張りの扉。向こうにMがいる!



と、出てきたのは妙に爽やかな表情ですっかり眉間の皺もなくなってしまったタナー。



前からずっとこのデスクにいたかのようなマネーペニーの姿。PCはもちろんVAIO(笑)。どうせなら新しい秘密兵器を開発したっぽいQもここに登場して、みんな顔を揃えればいいのに、なんてことも思いますが、それだとちょっとホームドラマのようになってしまいますね。



あぁやっぱり新しいMはアンタかい、というボンドの表情でこっちもMが誰かを知る。



どっからどう見てもMの執務室にまた鳥肌。そこにはギャレス・マロリー。互いに信頼できる関係になっている。



爆破されたMI6の絵が掛けられているではないか(T_T)。



おぉ!さっそく次の任務。またちょいと鳥肌。それより早く「M」って名乗れ!



見事なまでにトラディショナルなMの部屋にまたまた鳥肌。そして、ボンドの口から遂に「M」と出て鳥肌(T_T)。



With Pleasure…ボンド復活…(T_T)。



うきゃぁ!デヴィッド“俺の出番だ”アーノルドの♪「ジェームズ・ボンドのテーマ」とガンバレルに鳥肌MAX(T_T)。



そして50周年記念のロゴへ。MI6でのこのシークエンスは、50年間ありがとう、お礼の代わりに最後にちょっとばかしプレゼントをくっつけておきましたよ、というメッセージ以外の何ものでもない(T_T)。“『スカイフォール』の前に『ゴールドフィンガー』は見とかなきゃいけないんだってさ きゃーきゃー”といった見方も10000歩譲ってアリだとしても(いやホントはないけどね)、この最後のプレゼントは007ファンだけのものだ。

007/スカイフォール 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]007/スカイフォール
2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]

(2013/04/03)
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム 他

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M、Q、マネーペニー、タナー、そしてボンド。MI6存亡の危機を共に乗り越えた“新生チーム”の誕生。ボンド映画史に残る歴史的瞬間に立ち会えた喜びを、いつまでも記憶にとどめておこう。

「007/スカイフォール」2枚組ブルーレイ&DVD盤

いよいよ『007/スカイフォール』ブルーレイ盤のリリースがスタートしました。



2枚組ブルーレイ&DVD〔初回生産限定〕。今日、お手元に届くという方も多いのではないかと思います。



Oリングのアウターケースを外すと、見慣れたアートワークのジャケット。



本編&特典映像が収録されたブルーレイ盤と本編だけを収録したDVD盤のセット。



これはアウタージャケットの画像。ディスクケースの裏ジャケも同じデザインになっています。



いま書店でも発売中の月刊「HiVi」4月号に掲載されている【BD FOCUS】。ディスク再生の際のポイントからシーン解説などなど、6ページに渡る特集です。『007/スカイフォール』は音響編集賞でオスカーを獲っただけあって、聴きどころがぎっしりと詰まった作品。特に、審問会場でMがテニソンの詩を詠みあげるシークエンスは要チェックです。



なぜこれほどまでにMの言葉が胸に迫ってくるのか。その秘密は微妙に変化するサウンドデザインにありました。

HiVi (ハイヴィ) 2013年 04月号 [雑誌]HiVi (ハイヴィ) 2013年 04月号 [雑誌]
(2013/03/16)


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【BD FOCUS】をサブテキストにしながら、是非ブルーレイ盤でじっくりと検証してみて下さい。



2つの『007/スカイフォール』。個人的なお薦めとなるとやはりスチールブック仕様盤なんですが、既にAmazonのマーケットプレイスでは倍近い価格からの扱いとなっています。また、2枚組ブルーレイ&DVD盤も一時的に在庫切れとなり、入荷時期は未定の状態です。すぐに在庫は確保されるとは思いますが、いきなりの好ダッシュ!スタートです。

007/スカイフォール 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]007/スカイフォール
2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]

(2013/04/03)
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム 他

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「007/スカイフォール」スチールブック仕様盤

「007/スカイフォール」スチールブック仕様盤〔5,000セット数量限定生産〕はこんな感じになっています。



シュリンクを外すとカタカナでのタイトル表記はなく、US版IMAX劇場用ポスターのデザインをそのまま再現。



スチールケースを開けるとインナージャケットに並んでいるのはシルヴァ、セヴリン、Qべえ、そしてマネーペニー。



同梱されている国内版オリジナルのミニブックレット「THE CHRONICLES OF 007」。



「THE CHRONICLES OF 007」には作品解説、007シリーズ各作品にまつわるエピソードをピックアップした“スカイフォール・トリビア”、ホームシネマビギナー向けの「スカイフォール」BD再生術などが盛り込まれています。



惹句やストーリー、スタッフ&キャスト、ディスクのスペックなどが記載されたアウタージャケットは取り外せます。



アストン・マーティンDB5。これがカッコいい。 明日3日のリリースということは、早ければ今日の午後には店頭に並ぶ可能性が大。ネットショップで予約が出来なかった方は、なんとしても!お店でゲットしてください。



DB5の大きな見せ場。まさか、まさかの奇襲作戦。ここはサウンドも凄い!

007/スカイフォール ブルーレイ版スチールブック仕様 (5,000セット数量限定生産) [Blu-ray]007/スカイフォール ブルーレイ版
スチールブック仕様 (5,000セット数量限定生産) [Blu-ray]

(2013/04/03)
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム 他

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シネスコ

館主:酒井俊之

Amazon 4K ULTRA HD STORE

マグニフィセント・セブン(初回生産限定)
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【劇場公開最新作がブルーレイで続々登場!】

    マグニフィセント・セブン(初回生産限定)
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    シン・ゴジラ Blu-ray特別版3枚組
    シン・ゴジラ Blu-ray特別版3枚組

    ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX(初回限定版)
    MovieNEX(初回限定)
    ※初回限定版はブラック・ケース仕様
    ※K-2SOのアウターケース付き

    ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEXプラス3D(初回限定版)
    MovieNEX プラス3D(初回限定)
    ※初回限定版はK-2SOのアウターケース付き

    【あの人気作がブルーレイでまだまだ登場!】

      タワーリング・インフェルノ 日本語吹替音声追加収録版
      タワーリング・インフェルノ 吹替追加収録版

      恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
      恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ

      さらば愛しき女よ
      さらば愛しき女よ

      ディーバ
      ディーバ

      男と女 製作50周年記念 デジタル・リマスター版
      男と女 製作50周年記念 デジタル・リマスター版

      フラッシュ・ゴードン
      フラッシュ・ゴードン

      ズベズダ製プラモデル スター・デストロイヤー
      ズベズダ製プラモデル スター・デストロイヤー

      バンダイ製 タイ・アドバンストx1 & ファイター セット

      バンダイ製 Xウイング・スターファイター

      バンダイ製 AT-ST & スノースピーダー

      バンダイ製 AT-AT スノーウォーカー

      BANDAI スター・ウォーズプラモデル特集

      【『ローグ・ワン』SWシリーズ屈指の傑作!】

        メタコレ スター・ウォーズ ロゴコレクション シルバー
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        【録る・観る・残すはいまも基本中の基本。】

          ブルーレイ 50枚パック
          三菱化学メディア 6倍速 25GB 50枚スピンドル





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