♪『潮騒のメモリー』 by 天野春子



満を持してのCDリリースとなりました。天野春子の♪『潮騒のメモリー』。


もしかしたら1985年にリリースされていたかも…というわけで初回限定でジャケットは紙ジャケ仕様、ディスクもレコードのドーナツ盤っぽい仕上げになっています。価格も当時のシングル盤に倣って¥700。



鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の“影武者”としてレコーディングに臨む若き日の天野春子(有村架純)。詞曲やアレンジ、バックコーラスが80年代アイドル歌謡風なのもさることながら、小泉今日子がマジメに“当時のキョンキョン風”で歌っているところが面白い。あえて“ぶりっ子”(←死語)。この曲は、今回リリースされた1985年レコーディング版よりも、今の春子(小泉今日子)がスナック梨明日で披露したカラオケ版の印象が強烈だったので、85年の回想シーンが登場しても、これまでこの“歌の演技”には気がつきませんでした。ぜひCD盤でチェックしてみて下さい。



さて、1985年のキョンキョンのヒット曲といえば♪『なんてったってアイドル』。


作詞:秋元康 作曲:筒美京平。アイドルがアイドルの唄を歌うという、それまでの姿とは変わりつつあったアイドル像を象徴するような世界。この年、既におニャン子クラブがデビューしていましたので、その後一気に“プロのアイドル”不遇の時代、今に続くなんでもありの“素人アイドル”の時代へと突入していくことになります。

潮騒のメモリー(初回限定紙ジャケ仕様~アナログEP風レトロパッケージ)潮騒のメモリー
初回限定紙ジャケ仕様
アナログEP風レトロパッケージ

(2013/07/31)
天野春子(小泉今日子)

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フォノイコライザー考。



これも『あまちゃん』効果ということなのでしょう。80年代の歌謡曲のレコードなどもここのところは聴くことが多くなりました。レコードシステムの再開と共に常用していたフォノイコライザーはSHUREのM64でしたが、同社製のカートリッジと組み合わせて、どちらかというと勢いのある“アメリカン”な音調でまとめていました。ところがこれだと、日本の歌謡曲系のレコードを聴くと力強さを感じる反面、少々粗っぽい感じがしなくもない。というわけで、これを機会にフォノイコを替えてみることにしました。

Carot One フォノイコライザーアンプ AUGUSTOLOCarot One
フォノイコライザーアンプ AUGUSTOLO


CarotOne

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先に導入したCarot Oneのプリメインアンプの音色が思いのほか気に入っているので、試しにフォノイコもCarot Oneブランドを選んでみた次第。"Carot One AUGUSTOLO" 。いやぁさすがに最新のモデルを組み入れるとフレッシュな音になるなぁ…というのはこの次、です。

80年代 松田聖子あれこれ。

この週末は“聖子ちゃん Day”。



1983年にリリースされた2枚組+シングルのベストアルバム『Seiko plaza』。♪『裸足の季節』から♪『Sweet Memories』までを収録。デビューからなんと3か月に1枚のペースでシングルをリリースしている。当時はそんなもんだと思っていましたが、いま振り返ってみるとEarly 80'sのアイドル歌謡曲の勢いはやっぱり凄かった。聖子ちゃんの場合、シング ル曲をリリース順に聴いていると、メキメキ歌うのが巧くなっていくのがよくわかります。



しかし『あまちゃん』の太巻が言うように「奈落にいる時が一番面白かったよ」と同じで、デビューしたての頃の曲を聴いているほうが意外とグッとくるんですね。♪『裸足の季節』も♪『青いサンゴ礁』も首をぐいぐいと絞められながら歌ってるんじゃないかと思うくらい声を振り絞っていますが、「おら、アイドルさなりてぇ!」という思いがひしひしと伝わってきます。聖子ちゃんもスタッフも必死だったのだろう。そういうストーリーが音からイメージ出来るのがレコードなんですね。不思議なんですけど。でもCD世代はこれが想像もつかないらしい。



ベストアルバムの後にリリースされたのが♪『瞳はダイアモンド』と♪『Rock'n Rouge』。歌唱力や表現力、楽曲のクオリティも録音の良さも完成の域に達している。というわけで、ボクのなかでは聖子ちゃんは1984年で時間がストップしています(笑)。

MV SERIES 宇宙戦艦ヤマト2199



『MV SERIES 宇宙戦艦ヤマト2199』のブルーレイディスクが到着。これ、めっちゃ音がいい!


既にリリースされていた2枚のオリジナルサントラ盤のCDからチョイスされた音源と、曲のイメージに合せて本編映像をコラージュしたビデオクリップ集です。メドレーを含め、全31曲を収録。ライナーノーツの類が入っていなかったり、メニューに曲タイトルが表示されていないのは少々不親切ですが、マスターがブルーレイ用にリマスタリングされ、CD盤に較べると音のクオリティが格段にアップしていますので、この際 良しとしましょう。



アルバムの内容には大満足なものの、お世辞にも音が良いとは言えないCD盤×2。ランティスレーベルのCDとコロムビアのBD。何故にこれほどまでに音のクオリティに差が出るのだろうか!?



ブルーレイ盤の本編映像はヴィスタサイズ(16:9)ですが、例によって“勝手にシネスコ”上映。



画質モードは【アニメーション】。色温度が8000Kですので通常の映画用モードよりも若干高めの設定です。



【カラープロファイル】モードはセル画系アニメ用にチューニングされた【アニメ2】を選んでみましたが、セル画+CGのシークエンスも多い作品なので、CG系アニメ向きの【アニメ1】でもいいかもしれません。



音声トラックはリニアPCM(24bit/96khz)での収録。絵も総じて高いレートがキープされています。



映像のコラージュについてはほどほどにユルい編集になっていますので、オマケ程度だと考えればOK。メインはあくまでもクオリティアップされた音源ということになります。CD盤との差は一聴すれば歴然。とにかく高域の伸び、低域の深み、音場感がまったく別物になっています。ボリュームを上げてもCD盤のように五月蠅くならない。



♪『無限に広がる大宇宙』♪『夕日に眠るヤマト』♪『ヤマトのボレロ』♪『地球を飛び立つヤマト』♪『大河ヤマトのテーマ』♪『元祖ヤマトのテーマ』など、お馴染みの宮川泰版の旧ナンバーを聴くと分かり易いと思います。伝統の“ヤマトサウンド”らしく、ちゃんと鳥肌が立ちます。やっぱこうでなくっちゃ。



燃える♪『コスモタイガー(Wan Dah Bah)』をはじめ、♪『ヤマト前進』♪『永遠に讃えよ我が光』♪『ガミラス次元潜航艇』♪『ヤマト渦中へ』など、宮川彬版を代表する新ナンバーも収録。思いのほか♪『時計仕掛けの虜囚』が泣かせます。この曲については映像の編集も、メロディとのマッチングは本編よりもいい。



未収録で惜しいのは♪『美しい大海を渡る』♪『艦隊集結』♪『YRA ラジオヤマトのテーマ』あたりになりましょうか。ただこのシリーズも“vol.2”もありそうですので、次作で収録されるのかもしれませんね。CD盤×2に較べると収録曲は少なくはなるものの、選曲と音のクオリティ、価格を考えるとブルーレイ盤の方が断然満足度は高いはずです。

MV SERIES(ミュージックビデオ シリーズ)宇宙戦艦ヤマト2199【Blu-ray】MV SERIES(ミュージックビデオ シリーズ)
宇宙戦艦ヤマト2199【Blu-ray】

(2013/07/24)
V.A.

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名作シネマとオーケストラ “シネオケ”で『サイコ』



先の日曜日は東京文化会館大ホールで「名作シネマとオーケストラ」、通称“シネオケ”の『サイコ』。



これが予想以上に良いプログラムに仕上がっていて大満足で帰ってきました。昨年に観た同シリーズの第一弾『佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・オーケストラ・コンサート』では“オケによる音楽のイメージが映画と違う”“絵と生オケのタイミングがたびたびずれる”という違和感がどうしても否めなかったのですが、『サイコ』は第一印象で言うと“映画そのまま”。まさにサウンドトラック盤が目の前で演奏されている、という感覚。オーケストラのサイズもスクリーンとのバランスがよく、映像とのマッチングも素晴らしい。まさに絵の中から音楽が湧き上がってくるかのようでした。



映画版と較べるとセリフやSEはライブ、生オケはデッドなトーンになっていて、時にもう少々サスペンス映画らしいピーキーな強い響きが欲しくなるシーンはあるものの、これはPAを通して“映画風”にミックスされたサウンドを会場のモニタースピーカーで聴かせるよりも、あくまでも東京フィルハーモニー交響楽団による劇伴の臨場感を重視した演出なのでしょう。指揮者のニール・トムソン氏がこれまで各国で上演を繰り返し、このプロジェクトに精通しているというのも功を奏しているのかもしれません。

めまい [Blu-ray]めまい [Blu-ray]
(2013/09/04)
ジェームズ・スチュワート、キム・ノヴァク 他

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既に“シネオケ”の次回作として製作準備が進められているの、が同じくヒッチコック監督の『めまい』。まずは海外公演からのお披露目となるはずですが、こちらも期待していても間違いはなさそうです。

『あまちゃん』 ロケ地探訪 アメ横女学園 篇

先日、上野方面に行くことがありましたので、ついでに『あまちゃん』のロケ地にも足を運んできました。



アメ女ことアメ横女学園の拠点「東京EDOシアター」があるという設定のアメ横センタービル。



♪はて〜しなぐぅ ららら どーんよーく どーんよーく♪ ドラマではお馴染みのロケーションです。



ビルの1Fでは魚屋さんが営業中。普段はアイドルの“ア”の字もなく、バリバリのアメ横感がたっぷり。



アキと一緒に来るはずのユイちゃんが来ない。思わずミズタクが「じぇじぇっ!」と紙袋を落とした階段。ドラマを見ているだけでは想像もつかなかったんですが、階下にあるお魚屋さんの生魚のにおいがこのあたりまでプンプンと立ち込めています。



“禁煙”とありますが、普段は喫煙所として使われている階段の踊り場。



『あまちゃん』東京篇のポスター。収録の際にはその都度剥がしてまた貼り直すわけですね。



アメ横へきてけろ。夏休みなど、お時間があればぜひぜひ♪

暦の上ではディセンバー 初回限定盤暦の上ではディセンバー 初回限定盤
(2013/08/21)
ベイビーレイズ

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薬師丸ひろ子 in 1985



鈴鹿ひろ美の主演デビュー作『潮騒のメモリー』が公開されたという1985年の年末。



当時、実際に薬師丸ひろ子主演のお正月映画として公開されたのは『野蛮人のように』でした。


主題歌は♪『ステキな恋の忘れ方』。作詞・作曲は井上陽水。『あまちゃん』の鈴鹿ひろ美のように音痴どころか“角川三人娘”のなかでも特に歌唱力に秀でていたのが薬師丸ひろ子です。映画『Wの悲劇』の主題歌♪『Woman Wの悲劇より』でその評価も決定的なものとなり、この♪『ステキな恋の忘れ方』も陽水さんの難しい曲であるにもかかわらず、安定感のある歌いこなしで聴かせてくれます。今までになくちょっと大人びた雰囲気。



こちらは同じく1985年、♪『ステキな恋の忘れ方』の前にリリースされた♪『あなたを・もっと・知りたくて』。


電電公社がNTTとして誕生した時のイメージソングです。「宮藤官九郎の“俺のmyミュージック”~80年代アイドル特集・女性編~」でもピックアップされていました。作詞:松本隆 作曲:筒美京平。薬師丸ひろ子の唄う非映画主題歌のなかではこれがベストなんじゃないかな。当時、曲の途中で入る“もしもし わたし 誰だかわかる?” のセリフで悶死する青少年が続出したとかしないとか。名曲です。

薬師丸ひろ子 ゴールデン☆ベスト薬師丸ひろ子 ゴールデン☆ベスト
(2002/11/20)
薬師丸ひろ子

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春子の部屋 ~あまちゃん 80's HITS~



オーディション番組「君でもスターだよ!」で♪松田聖子の『風立ちぬ』を唄う若き日の春子。



いまだ80年代バリバリの春子の部屋。この“春子の部屋の赤いラジカセから流れていた数々の名曲たち"をテーマにした80年代アイドル歌謡のベストアルバム「春子の部屋~あまちゃん 80's HITS~」×2枚がリリースされます。そりゃレコード会社がこの絶好のタイミングを逃すわけがない。『あまちゃん』のなかで流れていた曲や小ネタに使われていた曲、小泉今日子や薬師丸ひろ子などキャストに縁のある曲などがずらり。キョンキョンのヒット曲からはクドカンが一番好きだという♪『まっ赤な女の子』をセレクト。大吉っつあん(杉本哲太)がいたツッパリバンド、紅麗威甦の♪『ぶりっこRocknRoll』が収録されているのもミソ。

春子の部屋~あまちゃん 80's HITS~ビクター編春子の部屋 
あまちゃん 80's HITS ビクター編

(2013/08/28)
監修・選曲 宮藤官九郎

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<ビクター編> ※曲順未定 全21曲
■ まっ赤な女の子/小泉今日子
■ セーラー服と機関銃/薬師丸ひろ子
■ 時をかける少女/原田知世
■ 卒業/斉藤由貴
■ 銀河鉄道999/ゴダイゴ
■ 君に、胸キュン。(浮気なヴァカンス)/YMO
■ ハイスクールララバイ/イモ欽トリオ
■ い・け・な・い ルージュマジック/忌野清志郎+坂本龍一
■ 飾りじゃないのよ涙は/中森明菜
■ TVの国からキラキラ/松本伊代
■ 青いスタスィオン/河合その子
■ 涙のリクエスト/チェッカーズ
■ モニカ/吉川晃司
■ こっちをお向きよソフィア/山下久美子
■ 炎の聖書(バイブル)/クラッシュギャルズ
■ 不思議 Tokyo シンデレラ/セイントフォー
■ Forever -ギンガム・チェック Story-/少女隊
■ 六本木純情派/荻野目洋子
■ チェック・ポイント/藤井一子
■ 春子の部屋/大友良英 ※初音源化
■ 春子の夢/大友良英 ※初音源化



レコード会社の関係でトシちゃんは入らないのだな(笑)。ドラマのなかでは登場していませんが、先日オンエアされたNHK FMの番組「宮藤官九郎の“俺のmyミュージック”~80年代アイドル特集・女性編~」で流れていた松本伊代の『TVの国からキラキラ』と河合その子の『青いスタスィオン』も収録。あらためて聴くと意外なほどキャッチーなメロディでいい感じでした。(今となっては河合その子の歌も上手く聴こえる!)

春子の部屋~あまちゃん 80's HITS~ソニーミュージック編春子の部屋 
あまちゃん 80's HITS ソニーミュージック編

(2013/08/28)
監修・選曲 宮藤官九郎

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<ソニーミュージック編> ※曲順未定 全21曲
■ 風立ちぬ/松田聖子 
■ 初恋/村下孝蔵 
■ 魅せられて/ジュディオング 
■ 君は1000%/1986 オメガトライブ 
■ 情熱☆熱風☆セレナーデ/近藤真彦
■ すみれSEPTEMBER LOVE/一風堂
■ じゃあね/おニャン子クラブ
■ ジェームスディーンみたいな女の子/大沢逸美
■ ハートブレイク太陽族/スターボー
■ ぶりっこRocknRoll/紅麗威甦 
■ 冬のオペラグラス/新田恵里 
■ LOVE,かくし色/森山達也
■ ニュー・エイジ/佐野元春
■ DJ in my LIFE/シブがき隊
■ バレンタイン・キッス/国生さゆりwithおニャン子クラブ
■ 夏色のナンシー/早見 優
■ 21世紀まで愛して/水谷麻里
■ ラ・セゾン/アン・ルイス
■ 俺ら東京さ行ぐだ/吉 幾三
■ 春子の部屋/大友良英 ※初音源化
■ 春子の夢/大友良英 ※初音源化



ユイちゃん曰く、お宝だらけの春子の部屋。“中野や神田で高く売れるよぉ!”とコーフンしていますが、残念ながらこの頃の歌謡曲のレコードは、もうほとんどタダに近い値段にしかなりません。ベスト盤CDの「春子の部屋~あまちゃん 80's HITS~」の「ビクター編」と「ソニーミュージック編」はそれぞれ21曲入って2100円。一曲当たり100円。ダウンロードする感覚で買ってね、ということなのでしょうね。でもこういった80年代のアイドル系の音楽こそ、レコードで聴くと当時の雰囲気が甦っていいんだけどなぁ。

若尾文子 in 『妻は告白する』



日本映画専門チャンネルHDでエアチェックした『妻は告白する』。1961年の大映作品で監督は増村保造。



この作品の若尾文子は怖いよぉぉぉぉぉ。


こんな怖いあやポンは初めてだと思いきや、終盤で物語が二転三転して思いもよらぬ結末を迎えます。若尾文子自薦11作のうちの一本にして、若尾=増村コンビの最高傑作と言われるのも頷ける納得の作品です。モノクロのオンエアマスターは残念ながら良質とは言い難く、黒=暗部がなかなか落ち着きません。それでも時折、はっとするようなしっとりとしたいい黒の出ているカットもありますので、是非ライブラリーには加えておきたいところ。今月はまだリピート放送が予定されていますので、とにもかくにもいちど観てみて下さい。

【オリジナルしおり特典付】女優 若尾文子女優 若尾文子【オリジナルしおり特典付】
(2013/01/01)


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【速報】 『BOND24』にサム・メンデス監督続投決定!

『007/スカイフォール』に引き続き『BOND24』でのサム・メンデス監督の続投が決定した模様です。



EON&MGM&SPEからの発表ですので間違いないでしょう。現製作体制下では『007/ゴールデンアイ』『007/カジノ・ロワイヤル』のマーティン・キャンベルのような“優秀な職人監督”がベストなんじゃないかなぁなどと個人的には思いつつも、ひとまずはクリストファー・ノーランでなくてひと安心というところです(笑)。英国での劇場公開予定は2015年10月23日。米国は11月6日。このスケジュールだと日本での公開は12月1日になるのかもしれませんね。



というわけで、明日13日(土)にはWOWOWで『エヴリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語』そして『007/スカイフォール(字幕版)』、翌14日(日)には『007/スカイフォール(吹替版)』がオンエアされます。『007/スカイフォール』はすでにブルーレイディスクをお持ちの方も多いとは思いますが、『エヴリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語』は東京国際映画祭以来のお披露目となりますので、実質上はこれが“日本初公開”と言ってもよい貴重なオンエアです。要チェックです!

Everything or Nothing: The Untold Story of 007[PAL-UK]Everything or Nothing
The Untold Story of 007[PAL-UK]




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このディスクはSD画質のDVDでPAL盤になります。素直にWOWOWオンエア版をエアチェックすべし。

フィルム上映で観る 若尾文子の『婚期』。



ラピュタ阿佐ヶ谷で1961年の大映作品、若尾文子の『婚期』を観てきました。この『婚期』(監督:吉村公三郎)はたびたびブログでも取り上げているように、ウチでは日本映画専門チャンネルHDでエアチェックし、ライブラリー化したディスクを今でも頻繁に見ています。ただ、この作品で使われているフィルムの「アグファカラー」は、本来はいったいどういう見え方をするのが正しいのか。これまで判然としないままでしたので、いちどフィルム(プリント)の状態で確認しておきたいとずっと思っていました。



ラピュタ阿佐ヶ谷の映写室。間違いなく今回は35mmフィルムでの上映です。さすがにロールの頭の方ではキズやゴミが入り、シーンによってはサウンドトラックが“よれている”ところもありましたが、プリントのコンディションは思いのほか良好。宮川一夫キャメラマンによるシネスコ画角、アグファカラーの色味を全編に渡ってじっくり確認できたのは大収穫でした。これからウチで映写する際のパラメーターの設定にも大いに参考になります。ついでながら、アナモフィックレンズによるカットごとのボケ具合も確認(笑)。



しかしなにより驚いたのは「音」! 声の張り、台詞の密度感が“デジタル音声”とはまるで違う。耳に痛いくらい「音」が塊になって観客席に向ってくる。なるほど、これが“フィルムの音”なんだな。“DCP vs.フィルム”。絵よりもむしろ音に大きな違いが出るのではなかろうか…。



ちなみにこれは以前のシステム、SONY VPL-VW85 + ELITE SCREEN Curve 235-85W の85インチサイズでの映写画面。フィルム上映に較べると鮮明で華やかな雰囲気があるものの、このパラメーターだと少々着物の色が鮮やか過ぎて、頬も赤味が強めになっています。もっと彩度は抑え目で、発色に“くすみ”もあっていいかもしれません。今となっては貴重なフィルム上映。ホームシネマでの“規範”となるという意味でも、機会を見つけてこれからも出来るだけ足を運びたいと思います。

婚期 [DVD]婚期 [DVD]
(2007/04/27)
若尾文子、野添ひとみ 他

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もうジャケットからして素晴らしすぎる!ブルーレイ化は…望み薄だろうなぁ。

『あまちゃん』オリジナル・サウンドトラック盤



『あまちゃん』のオリジナルサントラ盤です。言うまでもなく大友さんの劇伴は、いまも毎日ドラマと共に耳にしているわけですが、やはりパッケージクオリティでも聴いておきたい一枚です。録音も良く、各楽器の分離感や定位感もいい。特に打楽器系の音の響きが面白いですね。♪「あまちゃん オープニングテーマ」などは先日のライブでも体験済みですが、ドラマの中で聴くよりも驚くほどグルーヴ感があります。


実は第1部の「故郷編」(第1話~第72話)では、いい意味で劇中の音楽が“さほど気にならなかった”という印象が強かったんですが、現在進行中の第2部「東京編」(第73話~第156話)では、ストーリーの展開とテンポが速い分、ちょっとしたフックとなるようなシーンで流れる劇伴が意外と効いているように思います。例えば先週だと第83話のスナック梨明日。グレてしまったユイちゃん(橋本愛)が春子(小泉今日子)から出されたナポリタンを泣きながら食べているところに、勉さん(塩見三省)が粉チーズをかけてあげるあたり、ですね。♪「家族」のメロディがとてもうまく活かされていました。



このサントラ盤には『あまちゃん』の“もうひとつのテーマ曲”とも言える、♪「潮騒のメモリー」が収録されていません。大友さんによると、これにはどうやら“理由”があるらしい。♪「潮騒のメモリー」はこれからのストーリー展開にも関わってくる、なにか“仕掛け”が秘められているようです。加えて、CDに封入されている“大友良英による入魂の35曲分全曲解説”で書かれている♪『いつでも夢を』の解説コメント。「故郷編」のスタート間もない頃に登場していたこの曲にも、なんと“ある秘密”があるというのです。じぇじぇ(' jj ') 。これはちょっと想像がつきませんねぇ…。

連続テレビ小説「あまちゃん」<br>オリジナル・サウンドトラック連続テレビ小説「あまちゃん」
オリジナル・サウンドトラック

(2013/06/19)
大友良英 他

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あまちゃん & 『ベン・ハー』

琥珀のベンさんこと小田勉(塩見三省)。“ベン”という名前ゆえにドラマのなかでもネタ的に使われることも多いわけですが、副駅長の吉田(荒川良々)はいちいち映画ネタでいじりたがるようです。「ベン・アフレック!」を持ち出すかと思えば、新しいところでは「ベン・ハー」。もしかして映画好きなのかな?



というわけでウィリアム・ワイラー監督の『ベン・ハー』(1959)。11部門でオスカーを獲得した名作中の名作。


これは北米盤の「Ben-Hur 50th Anniversary Ultimate Collector's Edition」。50周年記念盤らしく、オマケもたっぷりと入ってずっしりと重いボックスになっています。いちいち重厚な雰囲気がいかにも「ベン・ハー」。65mmのフィルムを8Kサイズでスキャン、丁寧なレストアが施されたニューマスターが素晴らしい仕上がりです。

ベン・ハー 製作50周年記念 限定版 アルティメット・コレクターズ・エディション(3枚組) ブルーレイ (日本語字幕/吹替あり) [Blu-ray] [Import]ベン・ハー 製作50周年記念 限定版
アルティメット・コレクターズ・エディション
(日本語字幕/吹替あり) [Import]


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「新・午前10時の映画祭」でもGROP Aでは今月の13日からデジタル上映される予定になっています。



さて、映画好きかもしれない副駅長の吉田くんが盛岡の映画館に見に行き、そしておそらく『水曜ロードショー』で録ったであろう『潮騒のメモリー』。1986年公開の鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の映画デビュー作。この映画の主題歌♪『潮騒のメモリー』に隠されている謎が、ここ数日でなんとな~くわかってきました。鈴鹿ひろ美が唄い、プロデュースはあの太巻(古田新太)で60万枚を記録した大ヒット曲。これはもしや…と思い、以前のエピソードを見かえしてみると、45、56、63、70、80話あたりに巧妙にヒントが散りばめられているように思えます。すべての謎を解くカギは、水野晴郎の解説の付いたこのVHSテープにあるのかもしれません。

大友良英&あまちゃんスペシャル・ビッグバンド ライブ

『あまちゃん』ライブに馳せ参じてきました!東京・渋谷のパルコ劇場。



もう感動的なまでに愉快爽快。で、ちょっとウルッ。もちろん連日耳にしている聴き馴染みのあるスコアばかりが登場するわけですが、けっこうアヴァンギャルドな演奏も随所に見せつつ、曲間に挟まれる大友良英さんのトークも軽妙で面白い。ここは『あまちゃん』ファンの集いかっていう(笑)。驚きの一曲となると、これはまさかの♪『潮騒のメモリー』のインスト版になりましょうか。しかしなによりオープニングテーマでのバンドのはじけぶりと疾走感、さすがに勢いがありますね。このグルーヴ感、TVドラマといえどもオンエア鑑賞のなかでもちゃんと再現せねば!とあらためて感じた次第です。



↑ ライブレポートやセットリストはこのタワーレコードの記事が詳しい!

連続テレビ小説「あまちゃん」<br>オリジナル・サウンドトラック連続テレビ小説「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック
(2013/06/19)
大友良英 他

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『あまちゃん』 & 薬師丸ひろ子



80年代のアイドル、今や“大女優”の鈴鹿ひろ美が「ハイハ~イ」と登場。『Wの悲劇』の三田佳子か(笑)。



鈴鹿ひろ美こと薬師丸ひろ子。といえば言わずもがな、角川三人娘のひとり。80年代当時、彼女がいかに人気のあるアイドルだったか。『セーラー服と機関銃』公開時のエピソードを伝える1981年の新聞の切り抜き。フィーバーするヤング軍団のひとりとして、ボクも友人と一緒に梅田東映に馳せ参じていました。梅新の交差点に観客は溢れるわ機動隊は出てくるわでパニック状態。この日は結局、上映中止で映画は見れずじまい。この頃はまだ主演女優がわざわざ関西方面に舞台挨拶に来るのが珍しい時代だったんですよね。



『探偵物語』 薬師丸ひろ子(1983)詞:松本隆 曲:大瀧詠一


松田龍平との共演もこの『探偵物語』 を思い起こせばそれはそれで感慨深いものがあります。軽やかなポップスナンバーの『すこしだけやさしく』との両A面仕様。この頃からシンガーとしての実力も存分に発揮されはじめました。



こちらは『角川映画スペシャル』。角川春樹事務所設立10周年を記念してリリースされた企画アルバムです。


薬師丸ひろ子の唄う♪『セーラー服と機関銃』♪『探偵物語』♪『メイン・テーマ』♪『Woman Wの悲劇』を収録。俳優として映画に主演するだけではなく、主題歌を歌うのもアイドルとしての大きなつとめ。彼女の場合は持ち前の歌唱力だけでなく、楽曲にも恵まれていたように思います。これから『あまちゃん』で披露されるであろう♪『潮騒のメモリー』も楽しみですね。

角川映画主題歌集角川映画主題歌集
(2011/01/26)
映画主題歌

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CD盤ではこのベストアルバムが最強。
シネスコ

館主:酒井俊之

Amazon 4K ULTRA HD STORE

マグニフィセント・セブン(初回生産限定)
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    シン・ゴジラ Blu-ray特別版3枚組
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    ※初回限定版はブラック・ケース仕様
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      さらば愛しき女よ
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      ディーバ
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      男と女 製作50周年記念 デジタル・リマスター版
      男と女 製作50周年記念 デジタル・リマスター版

      フラッシュ・ゴードン
      フラッシュ・ゴードン

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