「Who is this bitch, anyway?」


レコードとCD。この2つのフォーマットで圧倒的に違うのは、音楽のなかにある“揺蕩う”感覚が再現されるか否か、どうやらそんなところにあるんじゃないか・・・ここのところ朧気ながらそんなことを思い始めている。“揺蕩う”=たゆたう。これはウチではとても大切な要素。例えば楽器でいうならばエレピ、特にフェンダーローズの音色を楽しみ味わうなら断然レコードの方が気持ちいい。CDでは再現されていないニュアンスが、間違いなくレコードだと表現されているんだよなぁ。


その揺蕩うような空気感がなにより心地良い一枚として外せないのが、マリーナ・ショウのブルーノート時代の名盤「Who is this bitch,anyway?」。ところがこのアルバム、中古レコード市場にもなかなか出回っていないようで、4月いっぱいかけても結局は見つからずじまい。というわけでここは作戦を変更、マリーナ・ショウのベスト盤を英Amazonから取り寄せました。これは新品のレコードで£19なり。2枚組で2000年にプレスされたものです。“ANTHOLOGY”と銘打つならば、なんで♪「ミスター・グッドバーを探して」♪「ラスト・タンゴ・イン・パリ」が入ってないんだよ~という気もしますが、これはまた別のタイミングで追っかけろ、ということなのでしょう。


ところが先日、ディスク・ユニオンの新宿店、ジャズ館に立ち寄ったところ「Who is this bitch,anyway ?」の中古レコードが置いてあるのを発見!(もしかしたら店頭に並んですぐ、だったかもしれません)“見本品”のためか値段も¥1600だったので速攻で手に入れました。アルバムそのものは1975年の作品ですが、ライナーノーツによるとこのレコードは1978年に発売されたようです。

フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイフー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ
(2009/03/25)
マリーナ・ショウ

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CD盤はずっとウチのヘビロディスクでしたが、「ミックスが違う?」と思わずきょとんとしてしまうほど、レコードだと聴こえてくる音の印象が違う。フェンダーローズもしっかり“うぁんうぁんうぁんうぁん”と揺蕩っている。しかしこのアルバム、ローズだけでなく、ベースもギターも、ドラムもパーカッションも、みんな揺蕩い、うねっている。メロウ、8割り増し。まさにレコードで再生されてこそ、その真価を発揮するような一枚だったのだ。
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