ALTEC 344A ウッドケース リペイント

ウチのALTECのプリメインアンプ、344Aにはウッドケースが付いています。


アンプ本体は1957年頃に販売されていたものですが、このウッドケースは、以前に扱ったショップが独自で制作し、装着したものだと思います。それがいつ、どこでなのかは知る由もありませんが、大雑把で雑な造作から想像するに、おそらく日本に入ってくる前にアメリカ国内で作られたのでしょう。大きな塗装の剥げこそないものの、さすがに長年の使用で表面が傷だらけになっています。この344Aは、これからもレストアを続けながら、長く長く使っていきたいと思っている愛すべき管球式アンプ。ならばここらで一念発起、この機会にウッドケースを自分でリペイントすることにしました。ペイントは得意ではないけれども、さほど苦でもない。(シアターの壁を全部塗ったこともあるぞ)


もともとは濃い小豆色のペイントが施されていましたが、まずはこれを粗い目の紙ヤスリ(♯100)ですべて剥がします。ペイントが落ちると下地の白木になるのかと思いきや、塗料が木材にしっかり染み込んでいるらしく、これが限界。しかし、これまでペイントで隠されていた木目がくっきりと現れました。


さらに目の細かい紙ヤスリ(♯240)で表面を整えて、下準備は完了。試しにこの状態でアンプに被せてみました。明るめの色になると雰囲気が変わりますね。国内でウッドケースを制作すると、こういった系統の色で仕上げることが多いようです。


ここからいよいよ、塗料の塗り直しの作業。せっかくなら下地の木目を生かそうと思い、今回は半透明に仕上がる水性塗料を使うことにしました。これは日本ペイントのローズガーデンカラーズというシリーズの“ヌワ”という色。ヌワというのはフランス語でnoix、クルミのこと。(らしい) この塗料には木材内部に浸透し、防虫・防腐・防カビ・防藻・撥水などの効果があります。東急ハンズで780円、ハケは近所の百均で調達。


1回、2回、途中で軽く再び紙ヤスリをかけて、最後にもう1回。合わせて3回、重ね塗りをして完成。これで気になっていたキズなどはすっかり目立たなくなりました。仕上がりの色が今までのものと近いので、パッと見た目はさほど違いを感じませんが、いくらかは木の味わいのようなものが出るようになったかな。こういったウッドケースの制作も、専門店にオーダーすると一台でも数万円は掛かるようですから、また時期が来ればウチでせっせとリペイントしようと思います。再生しながら使い続けることの出来る本物の木は、やっぱりいい。
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Comments
No title 
木部のすり傷は気になりますね・・・

新品になったみたいでいい仕上がりですね。
No title 
前からいつか塗り直そう塗り直そうと思っていたのですが、ここのところ、ようやくやる気が出てきたので塗ってみたら、予想外に良い出来だったのでホっとしています(笑)。愛着も湧きますよね。
No title 
綺麗に仕上がりましたですね。
こうやって、手を掛けてあげると愛着が更に沸いちゃいますね。

木はいいですよね(元材木屋より)笑

うちのホームシアターの床は、総ヒノキです!!
No title 
なぁんだ!だったら最初からajisaiさんにもっと格好良いのを作ってもらえば良かった!(笑)


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