「金田一耕助のエピローグ」、再始動。

3月の末にリリースされた「獄門島」の復刻版CDから続けて、翌月の4月には登場するはずだった「悪魔の手毬唄」の復刻版CD。これまで、発売の延期延期を繰り返してきましたが、いよいよ7月6日のリリースということでプロジェクトが再び進み出したようです。

悪魔の手毬唄 オリジナル・サウンドトラック盤<br>(紙ジャケット)悪魔の手毬唄 オリジナル・サウンドトラック盤(紙ジャケット)
(2011/07/06)
サントラ

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この“金田一耕助のエピローグ”シリーズ。ちょうど「獄門島」がリリースされたタイミングで、これはメーカーの担当スタッフから直接話を聞いて記事に出来ないかと思い立ち、まずは電話で軽くインタビューをしてみたところ、以前にもお伝えしたように“幻の総劇伴集”のリリース計画が控えている!というビッグニュースを教えてくれました。よし、これはもっといろいろ話を聞いてまとめれば、きっと面白い記事になるぞ、と思っていたその矢先、自身も相当な金田一耕助シリーズのファンらしい、そのメーカーの担当者が突然退職(!)されてしまったのです。

獄門島 オリジナル・サウンドトラック盤(紙ジャケット)獄門島 オリジナル・サウンドトラック盤
(紙ジャケット)

(2011/03/23)
サントラ

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こういった企画、いわば担当者の熱意だけで進んでいるようなプランの場合、担当者の不在と共に、そのままプロジェクトそのものも頓挫してしまうことも少なくない。案の定、次に控える「悪魔の手毬唄」の4月の発売は延期。当初は予定よりも1ヶ月遅れの5月末にはリリースをするという話も聞いていたのですが、やはりこれも延期。その後、リリース日がなかなかアナウンスされないまま、もしかしてこのシリーズは「獄門島」で打ち切り!?でも権利元の東宝レコードとの契約云々といった問題もきっとあるだろう?と勝手にヤキモキしていたら、ようやく「悪魔の手毬唄」のリリースが決定!というニュースが入ってきた、というわけです。あぁ…やれやれ。いまのところ、「獄門島」「悪魔の手毬唄」の“総劇伴集”のプランも引き続き進行しているようです。ひとまずは、これからの展開を楽しみにしていましょう。
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Comments
No title 
こんばんは
ナタリーの朝の検索から漂着いたしました。
記事を拝見して、自分と音楽や映画の趣向が似ている部分がありそうなのと、
古き良き時代のポピュラーな映画、音楽がお好きなのかと感じました。

自分も元々音楽をやっていて、今は業界におりますが、今の芸能業界のスタッフ・アーティスト共に
クオリティーやクリエイティビティー、モチベーションの低さに長年幻滅しており、
いっそ音楽や映画やテレビ番組はニュースと極一部のバラエティー番組を除いて
新作の制作は一切止めて、過去の作品の発掘・見直しをした方が
、新たな才能の芽を育てる為にも良いのではないか?
こんな瀕死の腐った業界にかかわっていて良いのか?などとよく考えてしまいます。

私も最初に好きになった音楽のジャンルは映画音楽で、ルパンやブルース・リー、ホラー映画の
サントラなどをよく購入しておりました。
今でも一番好きな音楽家は大野雄二さんで、他にもDeodato、マンシーニ、ラロ・シフリン、
ビル・コンティー、マービン・ハムリッシュ、バート・バカラック、デイブ・グルーシン、フィリップ・サルド、
ビル・エヴァンス、マイルス、マーカス・ミラー、カーペンターズ、Swing out Sister、
安全地帯、山下達郎、松田聖子、岩崎宏美など好きです。
最近また買い直して聞き始めているのはカシオペアです。

自分はアル・パチーノも好きなので、是非ナタリーの朝は観たいのですが、DVD化されませんね。
サントラも聞いてみたいです。
Free聞きましたが、まさしくマンシーニ節という感じで神がかり的に素晴らしいですね。
自分はピンクパンサーシリーズの「Champage and Quail」や「Come to Me」、「「Simone」などの
Moody&Mellowな感じが好きです。
「ひまわり」なんかも素晴らしいですヨね。


ご存知かとは思いますが、私的にオススメで是非取り上げて頂きたいものは


「私を愛したスパイ」OST
かの名作「追憶」の作者でもあるハムリッシュの素敵なサントラです。

「タクシードライバー/バーナード・ハーマン」OST

「コンドル/Dave Grusin'」OST
映画も渋い名作ですが、このサントラも隠れた名盤です。特にテーマ、愛のテーマは最高!

「仁義/エリック・ドマルサン」OST
大好きなアラン・ドロンのフィルム・ノワールの名作の超名盤!
シネ・ジャズ、フレンチ・ジャズのアルバムとしても秀逸です。
「サムライ」、「チェイサー」、「ビッグ・ガン」、「高校教師」、「あの胸にもういちど」、「冒険者たち」
なども良いです。

「ラブ・チャップリン」
私が最も尊敬する、過去存在した数少ない本物の天才の1人、チャップリン氏の
数々の名作を彩った珠玉の名曲の数々が聞ける良盤。
「モダンタイムス」のオリジナル・サントラや輸入版のみのカバー盤などにも良い作品あります。

「ロッキーⅣ/Vince diCola」OST
ロッキーといえばビル・コンティーの「ロッキー」のテーマですし、第1作、第2作のサントラや
ジェームス・ブラウンやサバイバーなど名曲ばかりで正に駄作無しの傑作アルバム「ロッキー4」
も良いのですが、あえて2010年にリリースされたヴィンス・ディコーラのスコア集を推します。
収録時間は短いのですが、とにかく素晴らしく、特にロッキーファン待望の「Hearts on Fire」
映画バージョンのエンディングに付けられていた「Up The Mountain」は最高です!
めっちゃテンション上がりまくりです。

「死亡の塔/キース・モリソン(木森敏之)」OST
ブルース・リー映画のサントラはジョン・バリーの「死亡遊戯」、シフリンの「燃えよドラゴン」ほか
格好良いの多いのですが、個人的には「死亡の塔」が一番思い入れが強いです。
OPの「アローン・イン・ザ・ナイト」は名曲です。

「大野雄二/Sound Adventure ACT 1」
ソニーのオーディオ・コンポの購入特典として、ソニー店舗でプレゼント、販売されていた企画盤です。
大野氏は「ルパン」や「犬神家」、「大追跡」、「24時間テレビ」、「小さな旅」など名作が多いですが、
最高傑作だと思うのは今作です。
ライブ・レコーディングですが、オーディオの視聴用という事もあり、レコーディング・TDにはかなり
こだわっており、音質は35年以上前にもかかわらず大変良いです。
演奏内容も大野氏が一番勢いのある頃で全く無駄がなく、豪華で非の付けどころが無いです。

「BULLITT/Lalo Schifrin」OST
スティーブ・マックイーン主演の名作「ブリット」の映画バージョンを収録したFSMリリースの完全盤。
映画同様最高にクールでイカしてます!
「ダーティーハリー」も良いです。

「Gentle Rain/ルイス・ボンファ&エウミール・デオダート」OST
1965年のサントラ盤。映画は殆ど情報もなく未見ですが、ボッサ・ジャズ、ソフト・ロックの
名盤としても楽しめます。
何といっても当時若干23歳という若さで、素晴らしいオーケストラ・アレンジw聴かせる
デオダートの才能は正に「音の魔術師」、「天才アレンジャー」の名にふさわしいです。
デオダートはメジャーなものは言わずもがななので省きますが、「PERCEPCAO」という
リーダーアルバムやマルコス・ヴァーリの「シンガー・ソングライター」というアルバムも絶品です。
ちなみにデオダートは若い頃マンシーニの編曲方をかなり研究されたようで、
実際初期のブラジル時代のリーダーアルバムでもマンシーニナンバーを何曲かカバーしてます。

「野獣死すべし/たかしまあきひこ」OST
故・松田優作氏のハードボイルドの傑作の名作サントラ。
たかしま氏はドリフの音楽で有名ですが、今作ではクラシック~フレンチ・ジャズ風なものまで
幅広い音楽性で、クールな作品が並びます。
特にTp岡野等氏の名演と哀愁を帯びたメロディーが素晴らしいテーマ曲は最高です。

「Fonogenico/ねがいごと」
以前仕事で出会い、応援していたJ-Popのグループです。
残念ながら解散してしまいましたが、「今の日本でもこんな素晴らしい音楽を創るアーティストが
いるのか!」と色々と応援してました。
芸術性も兼ね備えており、繊細で綺麗なメリディー、哀感溢れるVocal、はかなげな歌詞が
素晴らしい作品の数々です。

他にも「かの香織/午前2時のエンジェル」、「西部警察サントラ」など上げ出すときりがないので、
この辺で(^^;

ちなみにジャンルでいうとソウルやクロスオーバー系のものが一番好きです。


取り上げられている「ユア・アイズ・オンリー」は作品的にも大好きで、サントラも大変素晴らしく、
自分もLPの時からよく聞いてて、完全版CD買った時はかなりテンション上がりました。

「病院坂」の完全盤リリース待ち遠しいです♪

70年代の音楽はホント素晴らしい作品が沢山ありますが、日本の映画・映画音楽を語る上で
角川映画の存在は大きく、外せないトピックかと思います。
メディアミックスの売り方など賛否両論ありましたが、日本映画では有り得ない巨額を投じ、
特に音楽も重要視し、クランクアップする前から音楽制作も入るという姿勢は素晴らしく、
後半は荒れちゃいましたが、角川氏の功績は是非見直して欲しいものです。

その角川映画の音楽面での基盤を築いた功労者が「犬神家の一族」、「人間の証明」、
「野性の証明」とOPロゴを担当された大野雄二氏です。

「犬神家」は当時崑監督からは全く評価されなかったそうですが、そのくせ映画がヒットし、
東宝制作で作られた後続のシリーズは「犬神家」の劇伴イメージに沿ったものでした。
恐らく大野氏も宜しく思っていなかったようで、2006年のボロボロだったリメイク版では
恐らくオファーされたのでしょうが、断ったのだと思います。

特に「人間の証明」はサントラ盤に収録された曲もその殆どが映画とは別バージョンで、
サントラ未収録曲も多く、完全版でのリリースを長年待っております。

今のエンターテインメント業界も、後世まで残るような、商業性だけでなく、芸術性、個性、
パワーのある作品やアーティストが生まれてくれる事を祈ります。


長々と失礼致しました。

また楽しく拝見させて頂きますね。

ご自愛ください。
No title 
天知小五郎さん はじめまして。ようこそ♪
熱烈なるコメント、ありがとうございます!

さてどこからお応えしていいのやら・・・(笑)。

天知小五郎さんが挙げていらっしゃるなかで、このブログにもたびたび登場している、もしくはボクもとても好きなアーティストは、大野雄二、デオダート、マンシーニ、ラロ・シフリン、 ビル・コンティ、マービン・ハムリッシュ、バート・バカラック、デイブ・グルーシン、カーペンターズ、スウィング・アウト・シスター、 山下達郎 あたりになりますね。ご指摘の通り、そのなかでも大野雄二、デオダート、マンシーニは“無人島系”です(笑)。どのアーティストもこれまでのブログの記事で頻繁に登場していますし、これからも新しい記事を書こうと思っているところです。ボクの場合、フュージョン系だとここにパット・メセニー・グループが加わりますし、デイブ・グルーシンだと「恋のゆくえ」は外せません。

アルバムでは・・・

「私を愛したスパイ」「タクシードライバー」「コンドル」「ブリット」「ジェントル・レイン」「野獣死すべし」「犬神家の一族」「人間の証明」あたりは以前、記事として取り上げていますので、お暇な時にでも過去ログをご覧頂ければと思います。それにしても「ジェントル・レイン」を挙げられているところなど、ビックリです。本当に音楽の好みが近いんだなぁと思います(笑)。 大野雄二と言えばボクは熱狂的な「コスモス」のファンなんですが、「Sound Adventure ACT 1」 は是非とも聴いてみたいので、これは頑張ってレコードを手に入れます(笑)。

というわけで、これからもお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
お言葉に甘えまして… 
裏事情とても興味深く読ませて頂きました。
企画ものって、案外そういう熱意が無いと、実現して行かないんでしょうね。(納得)
実は、『獄門島』も『悪魔の手毬唄』も、サントラ的、コレクター趣向的には興味がありますが、音楽自体は、あの『犬神家の一族』のインパクトがかなり強かったので、正直、あまり印象にないんですよね。
映画本編を見ていても、つい内容に惹き込まれてしまい、それこそ『手毬唄』の部分だけしか残らないありさまです。
一度、金田一シリーズを「音楽で見る」何て企画をやってみたいと思いました。
『犬神家の一族』で完成されてしまった音楽が、以後どのような道を歩むことになったのか。
そこに、金田一耕助のエピローグが見えて来る事を期待しながら…。
No title 
ロッカリアさん どもども♪

確かにインパンクという意味では「犬神家の一族」は相当なものがありましたよね。ただボクの場合、この金田一シリーズでLP盤を買ったのは「悪魔の手毬唄」が初めてで、当時はかなり聴きこみましたので思い入れが強いんですね。サントラ盤には未収録だった、鬼首村手毬唄のインスト版(「亀の湯」の俯瞰ショットに被るメロディです)がおそらく「総劇伴集」には収録されるはずで、それが今からとても楽しみです。


シネスコ

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