グラインドハウス with アナモフィックレンズ

東宝、大映と 邦画の“醤油”系が続きましたので、今日は“メキシカン・ホットチリ・ソース”系です。



ロバート・ロドリゲス監督のグラインドハウス3作品。映写サイズはスコープではなく、ビスタサイズです。まずは「プラネット・テラー」。アナモフィックレンズは装着したままで、プロジェクター側で画面サイズを変えています。褐色の肌に、赤く濡れた唇。香ばしい汗の匂いまで伝わってきそうな、まさにホットチリ・サルサのようなトーン。粗く汚した画調やフィルムキズなどもくっきりと細密に再現されています。

プラネット・テラー [Blu-ray]プラネット・テラー [Blu-ray]
(2010/05/12)
クエンティン・タランティーノ、ジェフ・フェイヒー 他

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パートカラーが随所に登場する「シン・シティ」です。以前使っていたVPL-VW50など、ソニー機はデフォルトだとG(緑)被り気味になるプロジェクターを時々見かけるんですが、このVPL-VW85にはまったく色むらがありません。最暗の黒は出ているけれど、無理やりに引き込んでいるわけではないので、階調がしっかりと表現されています。いかにもポストプロダクションで作られたデジタルっぽいクールなモノトーンですが、必ずしもモノクロというわけではなく、シーンによっては微妙に色付けがされているのがよくわかります。

シン・シティ [Blu-ray]シン・シティ [Blu-ray]
(2008/12/05)
ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク 他

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そしてこれは「マチェーテ」。1990年代のソニー・ピクチャーズテイストを彷彿とさせる、発色が強烈な極彩色の世界。中央の画像の車のボディ、こってりとした赤味の混ざった黄色やメタリックなグリーンやブルーの鮮やかさは、毒々しくて気持ちが良くなるほど。少々誇張されて、劇画チックなテイストになったほうがこういった作品は楽しい。

マチェーテ [Blu-ray]マチェーテ [Blu-ray]
(2011/08/24)
ダニー・トレホ、ジェシカ・アルバ 他

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ビスタサイズの作品であっても、アナモフィックレンズを通すことによって、フイルムのなかで光が溢れるような印象になります。そこにこそ、あえて外部レンズを使って映写をする意味がある。新シアターのテーマを“カーヴドシネスコ計画”ではなく、当初から“アナモフィック計画”と名付けていたのも、そういった理由からなのでした。幅広い表現力で応えるエリートスクリーンの高いコストパフォーマンスにも、驚かされるばかりです。
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テーマBlu-ray ジャンル映画
Comments
 
ども。
上手く言えませんが、ワシもレンズを通した絵でその様な感じを覚えます。良いッスよね(^-^)
 
チラコさん どもども♪

そうなんですよ。なんとも言葉では表現しにくいんですが“映画っぽい”んですよね。でも、同じソニーのプロジェクターとアナモフィックレンズを使っていても、絵のトーンは違うもんですね。チラコさんもリンジー・ローハンのカットをブログにアップされていましたが、ウチの絵はどちらかというと“灼けている”感じ。面白いもんです。


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