「女優 若尾文子」



このお正月に読み耽っているのがキネマ旬報社刊の「女優 若尾文子」。1月1日に追加発売された“オリジナルしおり特典付”の限定版を手に入れましたが、これは通常版でもまったく差支えないと思います。カバー表紙に使われているのは、吉村公三郎監督の「越前竹人形」(1963)のスチル。


“初の公式本”の名にふさわしく、映画の全出演作リストをはじめ、TVや舞台などのデータも網羅。これまで出演した映画は全160作(!)に及ぶというのだから凄い。さすがにすべての作品を観るというのは難しいかもしれませんが、本書のなかで若尾さんご自身が自薦する11本、そして編集部が「傑作選」として挙げている90本近い作品は是非観ておきたい。BS日本映画専門チャンネルやNHK BSプレミアムなどでオンエアされる際の資料としても重宝します。名だたる監督たちによる作品やこれまでの日本映画史を、若尾文子という女優を軸に紐解いていくのも面白いと思います。



大映を中心とした各出演作品のスチル写真も余すことなく収録し、豪華版パンフといった趣。この妖艶な表情は、若尾文子自薦作としても挙げられている川島雄三監督の「雁の寺」(1962)。なんだかすんごくエロっぽい作品のような印象を受けますが、拍子抜けするくらい真面目な作風です。



というわけで 2013年の“若尾文子初め”は、BS日本映画専門チャンネルで3日にオンエアされた山本薩夫監督の「氷点」。増村保造監督の「刺青」と同じく1966年の作品です。ちょっとその後に続くドロドロの“大映ドラマ”みたいだし、さすがに若尾さんの自薦作からも漏れている(笑)。でも、ちゃんとディスクに残してライブラリー入り。若尾文子の出演作、今年ははたして何本観れる&録れるのだろう。各映画チャンネルでもぜひ!力を入れて特集を組んで欲しい。

女優 若尾文子女優 若尾文子
キネマ旬報社(2012/11/30)

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