『あまちゃん』&『サヨナラは八月のララバイ』



タイトル曲の♪『ラ・ヴィアンローズ』や♪『サヨナラは八月のララバイ』などのヒット曲が収録された吉川晃司のセカンドアルバムが『LA VIE EN ROSE』(1984)。このアルバムの楽曲は、翌年に公開された吉川晃司主演の映画『ユー★ガッタ★チャンス』(1985)のライブシーンやアクションシーンでもたびたび登場していますので、大村雅朗によるスコア盤と併せて“裏サントラ”としても楽しめる一枚となっています。80年代、多くの“歌謡曲”のなかから“良質なポップス”を生み出してきた稀代のアレンジャーで作曲家でもあった故大村雅朗氏は、この『LA VIE EN ROSE』でも全曲のアレンジを手掛けています。



今でも春子(小泉今日子)の部屋に『パラシュートが落ちた夏』 吉川晃司(1984)のLP盤と共に飾られているのが、♪『サヨナラは八月のララバイ』のドーナツ盤。当時、実際にキョンキョンは吉川晃司のファンだったと言いますから、春子の役柄とダブりますね。また作曲を担当していたNOBODYは、大吉っつぁんこと杉本哲太がかつてメンバーだったツッパリバンドの“紅麗威甦 ”に曲を提供しているのも、不思議な縁かもしれません。



吉川晃司と言えば、映画デビュー作の『すかんぴんウォーク』。これはまだ大阪で学生の頃に試写会で見ました。映画が終わるとスクリーンがさぁっと上がり、ステージに控えていた吉川晃司が主題歌の♪『モニカ』をいきなり歌うというオマケつき。やたらと足を振り上げていて「デカいにいちゃんやなぁ」と思ったのが今でも記憶に残っています。

パラシュートが落ちた夏パラシュートが落ちた夏
(2007/03/14)
吉川晃司

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この『すかんぴんウォーク』の試写会場への道すがら、最寄りの駅でたまたま見かけたのが、舞台挨拶へと向おうとしていた大森一樹監督。図々しくも「一緒に行きませんか?」と声をかけ、歩きながら『ヒポクラテスたち』についてあれこれ話をしたという思い出もあります。大森さんは遅刻気味だったらしく、かなり慌てている様子だったのですが、それでも会場に着くと別れ際にぺこっと頭を下げながら、走って楽屋口に向かった姿が映画少年にはとても嬉しかった。その大森監督が007の大ファンだと知ったのは、次作の『ユー★ガッタ★チャンス』を観た時のことなのでした。

LA VIE EN ROSELA VIE EN ROSE
(1998/06/10)
吉川晃司

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