4K ULTRA HD 風で『オデッセイ』



構想ウン十年、のようにやたらと肩に力が入っているわけでもなく、全編に流れる1970年代の“趣味の悪いディスコミュージック”とも相俟って、リドリー・スコット監督がポンっと撮ってみたらポンっと思わぬ傑作に仕上がった感のある『オデッセイ』。ブルーレイ盤も文句の付けどころのないクオリティの高さで、ここのところのヘビロディスクになっています。



さて、ここにきて様々な環境やシステムで4K ULTRA HD盤をチェックする機会もだんだん増えてきましたので、この『オデッセイ』を“4K ULTRA HD 風”で観てみるとどうなるか?試してみたくなりました。ウチの現在の上映システムはJVC DLA-X75R +アナモフィックレンズ(SLR MAGIC ANAMORPHOT)+OPPO BDP-95。PJで4Kにアップコンバートすることになりますが、どこまで4K ULTRA HD盤ならではのHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)の映像に迫ることが出来るのか…。



4K ULTRA HD盤のキモは「解像度」「光(白)」「色」。ここを“それっぽく”近づけていけば、“それっぽい”雰囲気は出せるのではないか?まぁ涙ぐましい努力です(笑)。というわけでチャプター23、デヴィッド・ボウイの♪「スターマン」にのせて、老匠が珍しく青臭いタッチで描いた涙モノの名シークエンスを使ってパラメーターを追い込んでみました。



ベースになる画質モードはいろいろ試してみた結果、結局は定番の「シネマ」。カラープロファイルは「スタンダード」が最適のようです。で、「コントラスト」と「色のこさ」を少々プラス。ピクチャートーンで「トーン 白」もプラス。あまり欲張ると白飛びを起こしてハイライト側の階調が失われてしまいますので、日本語字幕が“いつもより少々眩しいかな”といったあたりを目安にするといいかもしれません。同時に、暗部側の階調も損なわれてしまわないよう、要注意。



4Kアップコンバートモードは「フィルム」でOK。ブルーレイ盤でも解像度や精細感はかなり優秀ですので、無理に「高解像度」モードにせず、パラメーターで絵にメリハリをつける方がいいと思います。デフォルト値よりも「エンハンス」と「ダイナミックコントラスト」を大胆にアップしてみました。もちろんランプモードを「高」に設定するというアプローチもなくはないのですが、ウチでは「低」のまま、としています。







4K ULTRA HD盤のように「光がまばゆい!」「白が伸びている!」「色域が広がった!」…ような感じに見えればここはOKとしましょう(笑)。悲しいかな“HDR風”なわけですが、意外とそれらしい雰囲気にはなります。パラメーター値はあくまでもウチでの再生環境において、というエクスキューズが付きますのであまり参考にはならないかもしれませんが、同じようにHDRには未対応のプロジェクターをお使いの方もまだまだ多いでしょう。是非いちどあれこれとお試しを。

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