『2001年宇宙の旅』70mmフィルム上映版



『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映。瞬殺間違いなしの前売りチケットを獲るところから始まり、緊張感の漲る空気に包まれながらの鑑賞。ようやく一大イベントが終わってホッとしている。実際に70mmフィルム版の上映に触れてみると、かつては特別なことではなく日常のことだったのにとあらためて残念な気持ちもするし、いっぽうではデジタル化された旧作の意義も見い出すことが出来たように思う。また今回の上映を機に新たな知識や情報にも触れることが出来た。刺激は充分に貰った。



70mmフィルムで観ていて「お?」と思ったのはモノリスに触れるカット。よく見るとフォーカスがモノリスに来ていない。やや後ろにある岩肌にピントが合っている。つまりフィルムからテレシネしたマスターでは補正をかけているわけだ。これまでモノリスにシュートがついているように見えていたのはもしかしたらこのためではないだろうか。



国立映画アーカイブ発行のNFAJニューズレターにはシネラマについての詳細な解説が掲載されている。OS劇場のスクリーンサイズは30m×10m。オーエスからは24m×9.5mと聞いた。“改装されたOS劇場”とあるので公開に併せて大きくなったのだろうか?気になる。



“追体験”としての70mmフィルム上映版。いっぽう最新のHD(iTunes Store版)もフィルムの旨味が巧く掬い上げられている。エンディングの「美しく青きドナウ」。明らかにデジタルリマスター版の方がレンジが広い。響きも美しい。あらためてデジタルレストアの恩恵を再確認している。絵にせよ音にせよ、意外と自分はレストア&リマスター派なのではないか?と感じたりもした次第だ。



70mmフィルムで観ることはもうこの先おそらくないだろう。IMAX上映版と4K UHD盤を楽しみに待とう。
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