『2001年宇宙の旅』 4Kドルビービジョン版きた!



TOHOシネマズ新宿のIMAXで『2001年宇宙の旅(2K版)』。甘っ!粗っ!が第一印象。サウンドホールも見える座席でスクリーンは近めだが、お世辞にも緻密な絵とは言い難かった。70mm?4K?既存の35mmデジタルリマスターのレストア版、と言ったら言い過ぎか。4K UHD盤が心配だ。

キャプチャ

…というインプレッションをアップしようと考えていた矢先にiTunes Storeの『2001年宇宙の旅』が4K HDR版にVer.upされた。ドルビービジョン版。昨夜、IMAX版を観賞したのちにHD版をチェックしたばかりなので絵音の違いに驚いている。絵が立体的で生々しい!これにはびっくり。従来のHD版ともIMAX版ともまったく違う印象だ。スーパーパナビジョン70=70mmらしい緻密さも充分に感じられる。SNも高い。暗部から明部に至るまで階調の広さはこれまででベスト。暗部の色まで確認できる。HDR化の恩恵だろう。強い光を意識したカットもある。従来より動きに滑らかさが出ているのでドキュメンタリーっぽい印象とも言えるかもしれない。



ここのところ繰り返し観ているので驚きと発見の連続だ。なによりコントラストが強靭。宇宙空間の星の数が多い。瞬きの強弱まではっきりとわかる。色の発色も鮮やかで深い。4K→2K→4Kアップコン、HDR→SDR上映でも新マスターの恩恵が享受できる。



IMAX版が(良くも悪くも)70mmフィルム版の再現をテーマにしていたとするならば、パッケージ版は明らかに切り口が違う。グレーディングは誰が行っているのだろう?ノーラン監督?キューブリック監督も知らぬ21世紀の『2001年宇宙の旅』だ。いずれにせよ4K UHD盤、これなら期待して間違いなしだ。



北米での4K UHDのリリースは10月30日。国内盤は11月21日。北米盤に合せて国内iTunes Storeで4K HDR版が先行してリリースされるケースは珍しくない。しかし今回は北米盤のリリース前、しかも北米iTunes StoreではまだHD版のままだ。デジタル配信版というものはさっぱり読めない。
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