iTunes Store版 『2001年宇宙の旅』 ver.up



iTunes Store版『2001年宇宙の旅』。仕様が一部ver.upされた。メニューに“1968年劇場公開版オリジナル音声”という項目が追加されている。



ここから本編を再生すると4K HDR版とは違うグレーディングのマスターが再生(2K)される。絵のトーンの違いは一目瞭然だ。もしかしたらこれはブルーレイ盤と同じ“デジタルリマスター版”なのかもしれない。



ところがざっくりと見たところ「人類の夜明け」のパートの背景もレストアされていないので、これは従来の35mmマスターっぽい。なのでIMAX上映版とも違うはずだ。チャプターも振られていないので特典映像的な位置づけなのだろう。

2010年オンエア版『2001年宇宙の旅』



2010年10月12日にNHKハイビジョン(BShi)でエアチェックした『2001年宇宙の旅』。(画像上)



エアチェック版(画像上)は全体的にシュートがうっすらとついてはいるものの、解像度もコントラストもやたらと高い。あらためて観るとボーマン船長のガウンの色などもよく判る。従来のマスターとは印象が違う。当時ちょっとした話題になった。

『2001年宇宙の旅』 4Kドルビービジョン版きた!



TOHOシネマズ新宿のIMAXで『2001年宇宙の旅(2K版)』。甘っ!粗っ!が第一印象。サウンドホールも見える座席でスクリーンは近めだが、お世辞にも緻密な絵とは言い難かった。70mm?4K?既存の35mmデジタルリマスターのレストア版、と言ったら言い過ぎか。4K UHD盤が心配だ。

キャプチャ

…というインプレッションをアップしようと考えていた矢先にiTunes Storeの『2001年宇宙の旅』が4K HDR版にVer.upされた。ドルビービジョン版。昨夜、IMAX版を観賞したのちにHD版をチェックしたばかりなので絵音の違いに驚いている。絵が立体的で生々しい!これにはびっくり。従来のHD版ともIMAX版ともまったく違う印象だ。スーパーパナビジョン70=70mmらしい緻密さも充分に感じられる。SNも高い。暗部から明部に至るまで階調の広さはこれまででベスト。暗部の色まで確認できる。HDR化の恩恵だろう。強い光を意識したカットもある。従来より動きに滑らかさが出ているのでドキュメンタリーっぽい印象とも言えるかもしれない。



ここのところ繰り返し観ているので驚きと発見の連続だ。なによりコントラストが強靭。宇宙空間の星の数が多い。瞬きの強弱まではっきりとわかる。色の発色も鮮やかで深い。4K→2K→4Kアップコン、HDR→SDR上映でも新マスターの恩恵が享受できる。



IMAX版が(良くも悪くも)70mmフィルム版の再現をテーマにしていたとするならば、パッケージ版は明らかに切り口が違う。グレーディングは誰が行っているのだろう?ノーラン監督?キューブリック監督も知らぬ21世紀の『2001年宇宙の旅』だ。いずれにせよ4K UHD盤、これなら期待して間違いなしだ。



北米での4K UHDのリリースは10月30日。国内盤は11月21日。北米盤に合せて国内iTunes Storeで4K HDR版が先行してリリースされるケースは珍しくない。しかし今回は北米盤のリリース前、しかも北米iTunes StoreではまだHD版のままだ。デジタル配信版というものはさっぱり読めない。

『007/スカイフォール フルスクリーン版』 オンエア!

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ようやくの情報解禁。スターチャンネルの「私の愛した007」特別企画。『007/スカイフォール』の[フルスクリーン版]がいよいよオンエアになる。[フルスクリーン版]と呼んではいるがこれはいわゆる[IMAX版]。当初はシネスコ版だけのオンエア予定だったのだが“IMAX画角ってのがあって…”のひと言から編成部が頑張った。該当するマスターを取り寄せて確認してみたらこれが大当たり。便宜上、[フルスクリーン版]と呼称して晴れてオンエア出来ることになった。字幕版&吹替版ともにオンエアあり。他ならぬボク自身がとても楽しみにしている。

スカパー!の4K放送作品いろいろ。



スカパー!の4Kサイトが立ちあがっている。映画系では「スターチャンネル」「ザ・シネマ」「日本映画専門チャンネル」の3局が12月から4K放送を開始する。スターチャンネルでは『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』、ザ・シネマでは『太陽がいっぱい』を予定している模様だ。日本映画専門チャンネルの『八甲田山 4Kデジタルリマスター版』は12月2日(日)のオンエア。同じく4Kデジタルリマスター版と言えばこれもまた健さんの『駅 STATION』『夜叉』もある。事と次第によっては4Kチューナーだけでなくスカパー!用にアンテナを設置する必要がある。レコーダーはどうする??他の作品はまだ発表にはなっていないが結構ドキドキだ。NHKはどんな作品を組んでくるか。続報を待とう。

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』



iTunes Store版『ハン・ソロ』。iTunes Storeから“品質上の不具合が確認されたので修正バージョンをアップした”という旨のメールが届いた。絵のマスターを差し替えたのだろう。字幕版にもかかわらず冒頭のテロップやメインタイトルなどが日本語で出てくる謎の仕様が解消されている。これにて一件落着。

『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』ニューマスター版



WOWOWで『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』吹替補完版。なんとこれが新マスターだ。2Kテレシネ版から(おそらく)4Kスキャニング版に変わっている。旧版は絵にバラツキがあったが新版は全編をフィルムトーンで統一。シーンによってはかなり印象が違う。2015年にDVDのみでリリースされた『テレビ吹替音声収録 HDリマスター版』 と同じマスターかもしれない。



Amazonプライム版とiTunes Store版をチェックしてみたところ世代は不明だが(おそらく旧マスターだろう)どちらもシネスコから16:9にトリミングされているので却下。さてこのニューマスター版、4K UHDあるいはBD化されるのか否か?

『2001年宇宙の旅』70mmフィルム上映版



『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映。瞬殺間違いなしの前売りチケットを獲るところから始まり、緊張感の漲る空気に包まれながらの鑑賞。ようやく一大イベントが終わってホッとしている。実際に70mmフィルム版の上映に触れてみると、かつては特別なことではなく日常のことだったのにとあらためて残念な気持ちもするし、いっぽうではデジタル化された旧作の意義も見い出すことが出来たように思う。また今回の上映を機に新たな知識や情報にも触れることが出来た。刺激は充分に貰った。



70mmフィルムで観ていて「お?」と思ったのはモノリスに触れるカット。よく見るとフォーカスがモノリスに来ていない。やや後ろにある岩肌にピントが合っている。つまりフィルムからテレシネしたマスターでは補正をかけているわけだ。これまでモノリスにシュートがついているように見えていたのはもしかしたらこのためではないだろうか。



国立映画アーカイブ発行のNFAJニューズレターにはシネラマについての詳細な解説が掲載されている。OS劇場のスクリーンサイズは30m×10m。オーエスからは24m×9.5mと聞いた。“改装されたOS劇場”とあるので公開に併せて大きくなったのだろうか?気になる。



“追体験”としての70mmフィルム上映版。いっぽう最新のHD(iTunes Store版)もフィルムの旨味が巧く掬い上げられている。エンディングの「美しく青きドナウ」。明らかにデジタルリマスター版の方がレンジが広い。響きも美しい。あらためてデジタルレストアの恩恵を再確認している。絵にせよ音にせよ、意外と自分はレストア&リマスター派なのではないか?と感じたりもした次第だ。



70mmフィルムで観ることはもうこの先おそらくないだろう。IMAX上映版と4K UHD盤を楽しみに待とう。
シネスコ

館主:酒井俊之

Amazon 4K ULTRA HD STORE

プーと大人になった僕
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